Web制作やソーシャルメディアなどの2004年から2016年末までの動きを見てみました。
ここに表示されているグラフはGoogleトレンドという、Googleが検索されたキーワードを引っ張ってきて集計したものをグラフ化しているものです。GoogleトレンドはGoogleで検索されたキーワードのボリュームを数値化したものです。
ひとつ気をつけておかなければならないのは、数字は実際に検索された実数ではなく、指定期間内の最大の検索ボリューム数を100とした相対的な数値で表示されています。
では早速過去13年間の各キーワードの検索ボリュームの推移を見ていきましょう。まずはソーシャルメディアです。
ソーシャルメディア
MIXI
日本で最初に有名になったソーシャルメディアといえばmixiが挙げられます。
mixiは2004年頃から徐々に普及して2006年から2007年にピークを迎えます。その後徐々に右肩下がりとなり、2012年から2013年頃には最盛期の1/50とか1/100とかと言った検索数になりました。
実際にmixiを使っていた方ならなんとなくこのトレンドも懐かしく思い出せると思います。
実際僕も2008年から2010年頃のやや右肩下がりの頃にmixiを使っていました。2012年頃に退会しています。
Twitterは2009年から2010年あたりに徐々に検索数が増えて2011年にピークを迎えています。
その後一気に減少することはなくなだらかな右肩下がりではありますが、根強い人気があることが伺えます。
Facebookも時系列で見ると、Twitterと同じような変化を辿っているようなことがわかります。若干減少幅が大きい感じが見てとれます。
今回ご紹介しているソーシャルメディアの中ではinstagramが一番元気が良さそうです。実店舗やファッション、サロンや販売系の仕事などをされている方は写真と相性が良いですよね。2016年12月の今現在右肩上で検索数を伸ばしています。
LINE
LINEは2012年頃から急速に検索数を増やして安定した状態で推移しています。
ランディングページとSEO
続いてSEOとランディングページというキーワードです。
ランディングページというのは検索結果に出てきたサイトをクリックして最初に閲覧することになるページです。
訪問者とのファーストコンタクトを取るためのページです。SEOにしろリスティング広告やディスプレイ広告にしろ、とにかく最初にアクセスされてるページです。ランディングというのは着地を意味します。
ランディングページ
あるだけのホームページでは運営の目的が達成しにくくなり役に立たなくなってきて、とにかく訪問者に何かアクションを起こさせるページにHP自体が進化しているということが読み取れます。
SEO
SEOは日本語では検索エンジン最適化などと言われます。検索結果の上位をキープするために訪問者の役に立つ情報を掲載し、検索エンジンという機械にも人間にも好まれるページ作りをしていくことにより上位表示が達成できるものです。
今は機械に評価されるというよりも、機械が人間の行動分析して検索順位を決めていますので、結局は人間に好まれるページを作ることが上位表示に一番貢献することになります。
そのSEOというキーワードですが2004年から2016年末までを見ると前半の方がボリュームが大きかったのですが期間の後半は前半よりもボリュームが落ちるものの安定した推移をしているとも取れます。
ホームページとブログ
続いてホームページとブログというキーワードで比較してみます。
ホームページとブログも最近では同じような意味合いで使うことが多くなってきたように感じます。ホームページであっても、後述のWordpressのようなシステムで制作すればブログの機能が付いていますし、ブログであってもホームページとしての利用のみであれば、あくまでもホームページという表現で事足りるからです。
ホームページ
ホームページというキーワードの検索ボリュームは2004年後ピークに2007年頃からピーク時の4分の1から5分の1程度のボリュームで推しています。
僕が推測しているのはこれは2004年頃まではホームページという表現が通常だったのですが、時代の流れとともにwebと表示したりウェブサイトと表示したりhpという表示になったり様々な表現がされるようになってきたからではないかと考えています。
現在も普通にweb業界外の方でも使う言葉になっていますので、ほぼ一般化された言葉になっています。
ブログ
ブログは日本での黎明期の2004年頃から現在に至るまで12年ほど安定した検索ボリュームを獲得しています。キーワードとしてはすっかり安定した推移で、テレビニュースなどでもすっかり普通に通用するキーワードとなっています。そのためこういった推移も納得の結果となっています。
続いて代表的なホームページ制作ソフトや制作サービスのキーワードを考えてみようと思います。
代表的なホームページ制作ソフトや制作サービス
ホームページ制作ソフトやサービスも様々な種類がありまして、このページだけで全てを理解してもらおうというのは至難の業です。
個人的に選び方を教えて欲しいとか、自分の理解度に合った方法を教えてほしいという方は、お問い合わせフォームからご連絡いただくか30分の有料コンサルティングサービスをご利用ください。
下記はご自身で一度ホームページ制作にチャレンジされたご経験のある方に、ご参考にしていただければ良いのかなと思っています。
ホームページビルダー
ホームページビルダーという検索キーワードに関してはなだらかな右肩下がりとなっています。よほどのことがない限り今後ホームページビルダーがホームページ制作のメインで使われるようなことにならないでしょう。人気は細々とですが続くと思われます。
ドリームウィーバー
DreamweaverはWeb制作業界ではずっと使われていたAdobeの制作ソフトです。業界内では引き続き使われておりますが、一般の方が利用するにはまず向いていないとお伝えしておきます。簡単な制作方法が普及する中で機能の充実化は図られてはおりますが、徐々に使われなくなってくるソフトになるでしょう。
BiND
BiNDも期間内ではなだらかに減少しております。 人気は安定期に入っているようですが今後どのような変化をたどるかはわかりません。
WordPress
Wordpressですがカタカナで書かれたワードプレスで検索してみると、2006年頃から右肩上がりで順調に検索数を伸ばして行っています。
私も2006年からWordpressを使い続けて10年以上になりますが、使い始めの10年以上前から考えると格段に便利で機能やセキュリティも高レベルになっており、このソフトをお勧めしない理由は無くなっています。
先日ブログに書いたIDとパスワードの意識だけ高く持っておられれば安全性も高いです。
ワードプレス
こちらは日本国内でWordpressを英語表記で検索した場合のボリュームです。このグラフで見ると2010年前後にピークを迎えてなだらかに減少しているように見えます。
上記のカタカナでのワードプレス表記と合わせて、この部分をどう判断するかは意見が分かれるところです。
WixとJimdo
Webサービスとしてクラウドベースで提供されていて、現在のところ有名な2つのサービスを下記に2つ掲載しました。
アメブロなどと同じで、1企業の枠にはまったサービスの中でしかホームページの修正などができないというところで僕は好きにはなれないサービスなのですが、初心者向けのサービスとして幅広く使われています。企業の枠の中でのホームページ運営で問題ない方には人気のあるサービスになっています。
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山口 敦
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