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「どんぐりむらのぼうしやさん」に学ぶ帽子販売

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どんぐりむらのぼうしやさん子供が寝る前によく絵本を読みます。息子も4歳になり、最近は読む本の内容もすっかり文字が多いものでも話に付いてこれるようになってきました。

その中で、最近僕が読んであげた本の残ったのが、「どんぐりむらのぼうしやさん」です。

この本は全く売れなかったどんぐりの帽子屋さんが、いかにして売れるようになったかという、マーケティング的に見てもなかなか面白い本です。いや、楽しいマーケティング本とも言えるでしょう。

4歳児5歳児が分かるような内容になっていますので、大人であれば誰もが理解できる内容になっています。姉妹本もたくさん出版されていて、そのうちの一つに、「どんぐりむらのほんやさん」という本もあります。

次の予約を入れていますが、西宮の図書館でも既に何十人も予約が入っている大人気の本の一つです。

話を戻しまして、「どんぐりむらのぼうしやさん」の内容少しご紹介します。

「どんぐりむらのぼうしやさん」のあらすじ

どんぐりむらに、どんぐり用の帽子を売っているどんぐり3人組がいました。

色々な種類のどんぐりの帽子を拾ってきて、どんぐり用に販売していました。しかし、どんぐりのみんなは、もうすでに帽子を被っていて、なかなか買ってもらえませんでした。

3人組は、このどんぐりむらではもう帽子は売れないと思って、別のどんぐりが住む都会を目指して、そこで新たに販売を行うことにしました。

都会を目指して移動している途中、その都会がどこにあるのかが分からず、そのまま森の中での滞在を余儀なくされました。

どんぐりむらのぼうしやさんそこで、どんぐり用に売っていた帽子が思わぬところでねずみさんの目に留まり、ねずみの子供たち4匹にお母さんねずみは同じ形のどんぐりの帽子を4つ買っていきました。

同じ帽子を4つ買っても、誰の帽子か分からなくなるのではないか、と不思議に思ったどんぐり3人組は、ねずみの後を付けてみました。

そうすると、それぞれ子ども4匹が、お母さんねずみが買ってきた帽子に、絵の具でオリジナルな絵を描いて、自分だけが分かる世界に一つだけしかない帽子を作っていたのです。

3個のどんぐりさんは、こっそり見ているだけでワクワクしてきました。

これをヒントにしてどんぐり3人組は買ってくれた人がワクワクするような帽子作りを始めたのです。森に咲いている綺麗な花や、落ちている糸や布切れなど、材料にできそうなものをたくさん集めて、それを帽子に付けたり、塗ったり、貼ったりして、ワクワクする帽子を作っていきました。

カラフルで鮮やかな帽子になると、どんぐりだけでなく、かえるや鳥やトンボやバッタなど虫や動物たち、色々な動物たちが買いに来てくれるようになりました。

そのため、元々どんぐりさんたち向けに販売していた帽子でしたが、販売対象が勝手に広がっていきました。欲しいと思ってくれるどんぐりや虫や動物がたくさん出てきたのです。

キャッチコピーは「わくわくします!!ぼうしや」です。

どんぐり森の中ではいろいろな動物たちに全部売れてしまいました。そしてこの経験をひっさげて、どんぐり3人組は、どんぐりむらに戻りました。

どんぐりむらに戻ってからというもの、帽子は破れるまで、買い換えないのが常識のどんぐりむらで、お気に入りのワクワクする帽子を見つけては、みんなが買ってくれるようになりました。

マーケティングな視点で見ると、元々どんぐりさんだけだった販売ターゲットが、どんぐりさんだけにとどまらず、虫や動物たち等にまで、対象が広がりました。

また商品に飾り付けをし、付加価値を付けることによって、多くのどんぐりが帽子に興味を持ち、必要だから買うではなく、欲しいから買うという商品に脱皮したのです。絵本では触れられていませんが、販売単価も、もちろん上げることに成功したのでしょう。

また誰もが欲しいと思え帽子にすることにより、口コミによる集客効果が期待できます。このどんぐりさんたちが、例えば、Facebookに登録していれば、みんな自分のわくわく帽子をFacebookに写真投稿し、自慢したかもしれません。

「わくわくします!!ぼうしや」というブランディングを定着させることに成功したのです。

子供が分かるレベルの非常に単純なストーリーなのですが、何をすれば物が売れるか、何をすればより多くの人が欲しいと思ってもらえる商品になるか、ということを端的に示した示唆に富んだ内容になっています。

西宮図書館では予約して待たなければ借りれないほどの人気のこの本、是非あなたも「どんぐりむらのぼうしやさん」を読んでみてはいかがでしょうか?非常にシンプルなマーケティングのエッセンスが詰まっています。

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山口 敦

代表取締役株式会社ウェブロード
1974年大阪生まれ。プロフィールはこちら。経営理念「対話をカタチに変え、Webの価値を高め続ける」の下、IT活用に積極的な個人・中小企業のWebサポートを積極的に展開している。西宮商工会議所青年部広報委員長、尼崎商工会議所会員。

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