検索エンジンの外部対策は、外部からどのようにリンクを獲得するかという1つの問題に絞られます。
自分のホームページ以外のサイトからリンクを貼ってもらえるということは、人に置き換えると、紹介してもらうのと同じなので、ホームページにとっても名誉なことなのです。
外部からのリンクが付くと自社ホームページの価値が少し上がります。価値が上がるということは、自社ホームページが検索結果で上位にランキング付けされやすくなるということなのです。
しかし、外部対策、つまり自分以外の人にリンクを貼ってもらうのは、よほど良い内容をホームページに掲載しているか、社会的にも有意義なサイトでなければ、そんな都合の良い話はなかなかありません。
しかしながら検索結果のランキング計算ではかなり重視されるのです。そのため、Webからの集客に重きをおいている運営者は外部リンクをどう集めるかが気になるのです。
例えば、外部リンクに関して、下記のようなトピックがあります。
・中古ドメイン
・衛星サイト
・有料リンク
・IP分散
・ソーシャルメディアからのリンク
・アンカーテキスト
外部対策をどんどん突き詰めてくと、こういった問題を知ることになり、興味が出て来ます。これらは形を変えていろいろな業者がサービスを提供していますが、要は、全て「外部リンクをどう獲得するか」ということです。
外部からのリンクを付けていく作業を、検索エンジンに人工的だと悟られないようにあの手この手で工夫する手段のことです。麻薬と一緒で、今のところ効果が出ている方法も確かにあります。
しかし、麻薬も長期で使うと必ず身体に害を及ぼし、自らを滅ぼしてしまうように、ホームページにおいても、人工的に付ける外部リンクは自分のホームページを少しずつ蝕んでいきます。
長期で大事に運営したい方は、上記のような外部リンクについて、人為的な操作をするサービスを使ってはいけないのです。
逆に考えると、捨てる予定のドメインを使って、短期的に外部リンク操作を行って、利益を上げて、それで儲かればそれでいいや。っていう人も出てくるでしょう。
しかし、そういう考えではビジネスを継続して運営していくことは困難です。結局どんなビジネスでも、いつまでも抜け道を走り続けることが出来るはずもありません。
Webは一部の知識を持った人だけが儲かるように仕組みにはなりません。時代の進化とともに、誰もがみんな、平等に扱えるツールになっていくはずです。外部リンク獲得の問題は非常に難しい問題です。弊社は事業継続の観点から、公正・誠実に走り続ける方法でご提案しています。
逆説的ですが、ネットよりも現実世界で友人が多く、人間関係を重んじている人が、最終的にはネットでも勝つのがWebの世界の面白いところでもあります。
外部リンクを貼る行為は友人を人に紹介すること
内部対策は自分との戦い
一方、検索エンジンの内部対策というのは、自社ホームページをひたすら訪問者のために使いやすく、分かりやすく、役に立つように、改善し続ける対策です。こちらは、非常に時間が掛かります。終わりなき戦いです。
こちらもざっとトピックを列記してみます。
・メタタグの記述(※)
・サイトコンテンツの充実
・訪問者の導線の最適化
・更新頻度
・追加ページ
・サイト内リンク
・画像とテキスト
・ビジュアルデザイン
・キャッチコピー
・競合調査
・マーケティング
カートシステムの付いたショッピングサイトであれば、更にやるべきことが多く大変です。
※メタタグというのは、そのページにおける「概要」を表した内容です。サイトの各ページ内に記入します。
上記のトピックからもお分かりのように、非常にマーケティング寄りなのです。
Webには多くの方が、参入障壁の低さから手軽さや即時の結果を求めて参入しています。これはインターネット導入時期のイメージがそのまま残っているからです。
しかし、インターネットが十分に発達した現在では、時間と労力とコストが最も掛かることこそ、最も集客に優れたツールとなり得ます。ホームページで集客するライバルも多くなり、サイト運営は、マーケティングの問題として取り扱われることが多くなってきています。
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山口 敦
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