今回は、ホームページはWordPressで作成した方が良いのか?という話を取り上げてみます。

ちょっと今更感がありますが、初心に立ち返って、ホームページはWordPressが良いのか?もし良いとすれば、他のソフトに比べてどこが良いのか?そういうご質問もいただきますので詳しく見ていきたいと思います。

改めてWordPressが最善であるかどうかっていうのを、実際に今まで私が経験したことをお伝えして行きます。

今度、友達が初めてホームページを作るんですが、WordPressがベストな選択肢なんでしょうか?
名前は本当によく聞くんですけど、詳しくは知らなくて。WordPressって人気ありますよね?

ChatGPTにて作成:https://chat.openai.com/

そういう感じで、事業をやっていない方も名前を聞いたことがある方が結構増えてきています。

WordPressは、僕がホームページ制作を開始した2005年よりもっと前から存在していたのです。

今はバージョン6ですが、当時はバージョン2でした。

2005年から考えると、ここ20年ほどで一気にメジャーなHP制作ソフトになり、世界的にも今では人気ナンバーワンのWeb制作ソフトという位置付けになりました。

僕も当時はWordPressがここまで大きくなるとは思ってなかったんです。WordPressってそんなに古くからあるソフトなんですね。

オープンソース、つまり世界中の開発者がとにかくWordPressを良いものにしようとしています。

例えばWordPressのコミュニティの中で良いプラグインを作ると、それが色々な人に使ってもらえて、開発者にとってはそれは喜びでありますし、無料版だけでなく、有料版も用意することで収入にもなります。

また、自分たちがこれだけのプラグインを開発できるということを世界中に発表できる場をWordPressが提供している感じなんですね。

そういう高い技術を持っているんだったら、うちの仕事をやって欲しいという事業者も出てきますし、そういうプラグインを無料でWordPressのコミュニティの中で発表した人が仕事を取ってこれるっていうような好循環になっているのです。

こういうWordPressの経済圏っていうのがオープンソースの中ででき上がってきたんですね。

そうなると、WordPressっていうコミュニティの場で自分たちの技術をアピールしたいという開発者がどんどん増えてきます。

それがWordPressを全体的に良いものにしていって、時代に合わせたアップデートをし、時代の最先端を行くソフトにずっと継続してなっているのです。

この技術者や開発者の方々の成果の積み上げが今のWordPressのバージョンに凝縮されています。

オープンソースの意味は分かりますよね。プログラムのソースコードが全てインターネット上にオープンになっているということです。

ソースコードっていうのは、記号とか数字とか英語の文字とかが盛りだくさんのごちゃごちゃしたプログラム本体の中身っていうことなんですね。

ChatGPTにて作成:https://chat.openai.com/

メリット1 作成や操作が簡単

WordPressは昔から改良に改良を重ねられているから、プログラムの知識がない方でも、文字を入力してアップロードして、更新ボタンを押すだけでホームページを作っていくことができるんですね。

WordPressは従来のホームページ制作の敷居の高さ、サーバーに設置しFTPを使って文字コードや属性を設定するなど、色々難しい技術だったんですけど、それを一気に取り払って初心者の方でも簡単に管理画面から操作できるようになったのがWordPressなんです。

もちろん、サーバー側の進化もありますが、WordPressが出たことによって一気にどんな事業者の方でもちょっと勉強すれば、ちょっと操作してみればホームページが作れるようになって、自社更新できるホームページを自分たちで管理できる裾野を広げたのがWordPressなのです。

これによって外注に出してもホームページ制作が劇的に安くなることになりました。それはWeb業界ではWordPressの貢献が非常に大きいと思っています。

WordPressは特徴として、管理画面にログインすればなんとなく操作できるんですよね。

このボタンを押したら、投稿ができるんだなとか、ホームページにページが公開されるんだなとか、なんとなく分かるんですね。

初心者にも分かりやすいということで人気があって、制作の依頼があれば何も言わずにWordPressで作るっていうような状態に弊社もなっています。

メリット2 カスタムが自由にできる

スマホに、例えばスケジュールの機能を取り入れたいなと思ったら、スケジュールのアプリを探してそれをインストールして使いますよね。ほとんどは無料で使えます。

WordPressもこれと一緒なんです。

WordPressに無料のプラグインがたくさんあり、プラグインを無料でインストールすれば、WordPressに色々な機能が追加できます。

これが基本無料でできるところもホームページ制作の敷居を下げ、ぐっと広げることになったWordPressの冒険だというふうに思っています。

難しそうですが、アプリって聞いたら身近に感じて簡単そうなイメージがしますよね?

要はこういうアプリのような簡単に使える仕組みが整っているので、中小企業とか個人でもWordPressのホームページは導入しやすいんですね。

あとはテーマっていう仕組みがあって、これはWordPressサイトのデザイン面を決定付ける働きをしてるんですね。

WordPressを運営しているところに着せ替え人形のような形でテーマを設置して、別のテーマに差し替えるだけでWordPressのデザインをガラッと変えることができます。

つまり自社ホームページのデザインを一気に変更することができます。これはテーマっていう仕組みのおかげなんですね。

テーマで決まるのは主にビジュアルデザインであるっていう風に考えておいていただくとわかりやすいかと思います。

デメリット1 セキュリティの問題

WordPressは人気が非常にあるから、セキュリティ対策を怠るとハッキングのリスクがあります。

そして初心者の方が使えるっていう事は、セキュリティ対策が甘々な使い方をされている方も非常に多いっていうことなんですね。

これは、自分のWordPressに大した情報がないからハッキングとか乗っ取りとかされないだろうって思っておられる方も多いのですが、これは実は間違いなんですね。

セキュリティ対策のしていないWordPress、例えば個人情報なんかを全く入れてないサイトを乗っ取られると、それを踏み台にして悪用されるって事なんですね。

あなたのサイトにその悪意のあるハッカーが入ってですね、このサイトが他のサイトを攻撃しているように見せかけるっていうことで、要するに悪いことの踏み台にされてしまうっていうことなんですね。

それがセキュリティのリスクとして一般的なWordPressサイトで怖いところなんですね。

ですから、IDとパスワード、あとサーバーのIP制限とかですね、こういった初歩的なセキュリティ対策は必ず行ってほしいと思っています。

デメリット2 メンテナンスの問題

WordPressは、さっきテーマとかプラグインっていうお話をさせてもらいましたが、それとは別にWordPressの本体のアップデートもあります。

この本体とテーマとプラグイン、この3つのアップデート、要するに更新ですね、システム更新が割と頻繁に行われるっていうのがWordPressの一つの特徴でもあるんです。

ですから、このアップデートに対して定期的にメンテナンスは必要です。

セキュリティのアップデートもありますし、機能のアップデートもありますし、バグ取りのアップデートもあります。

弊社の場合はテストサイトで最新バージョンのアップデートに問題がないかをテストしてから本番サイトのアップデートを行うっていう形をとっています。

しかし、最近のWordPressはアップデートで不具合が出る事がかなり少なくなってきたので、一旦自分のサイトでバックアップだけとっておけば、そのまま本番環境でアップデートするっていう対応を取られても大きな問題になることは少なく思います。

ただ、この場合は自己責任で行っていただくということでお願いします。

WordPressは無料のツールですが、他の制作ツールと比べてどうですか?

確かに、WordPressは無料ですが、現在、世界中のウェブサイトの43.2%で使われているっていう統計があります。https://w3techs.com/technologies/history_overview/content_management/all/y

そのため操作や保守に関する情報、カスタマイズに関する情報などが無料でネット上にたくさんあります。

専門知識がなくても、カスタマイズの情報とか保守の情報とか、使い方の情報が、使っている人が多い分、ネット上にもたくさんあります。

自分たちでも管理しやすい、できる人が育ちやすい。外注に出すにしてもできる会社が多いんで、もし自分たちのWordPressサイトに何か問題が発生した時も、何かしら対応できる方がどこかにいるっていうことで、割と安心できるソフトなんですね。

ですから、弊社のブログでも、WordPressに現在のホームページを載せ替えたいと、今更新できないHTMLでホームページ出るけれども、WordPressに全面的に移行したいんだっていう記事書いてるんですけれども、その記事が非常に人気のある記事になってるんですね。

あとはプロフェッショナルなデザインとか、専門的な会員システムとか検索システムとか、そういう高度なシステムです。

ネットショッピングのシステムとか、クレジットの決済システムをWordPressに導入したりとか、弊社でしたら、請求書とか見積書とか領収書の発行システムもWordPressサイトで作っています。

そういったWEBに絡むいろいろなシステムをWordPressで作る場合ですね、そういう機能的なサイトを作りたい場合も、WordPressでは作れるんですね。

そして、ソフトとかありますよね、無料で使えるソフトとか月額数百円で使えるソフトといろんな会社さんからされてると思うんですけれども、そういう1社で作られているツールでは限定されることが多いんですね。

機能の限定であったり、その会社の方針によって金額が高くなったり、思ってる方向と違う方向に開発が進んでいったりとか、そういったことがあるんです。

しかし、WordPressの場合はオープンソースなので、世界中のいろんなエンジニアの方が参加し、良い方向に向かって進んで行ってくれる事で、どこかの1社が提供しているホームページ制作ツールなどよりも安心感があるんですね。

これは、全体の目が監視しているみたいな感じのイメージで捉えてもらうと分かりやすいかなと思います。

将来も含めて幅広い選択肢がWordPressを採用することによって採用できると考えています。

ChatGPTにて作成:https://chat.openai.com/

セキュリティやメンテナンスについてまだ心配です

セキュリティとかメンテナンスは本当に重要なポイントで、IDとパスワードとセキュリティのプラグイン、うちはサイトガードっていうのをおすすめしていますが、あとはサーバーのIP接続制限とか、最低限のそれぐらいの部分をしておくと、かなりセキュリティのリスクは抑えられます。

そこだけ色々調べてやっていってほしいと思っています。

結論としては、中小企業の社長が初めてホームページを作る際には、WordPressを選択することが最適な選択と言えます。

使いやすさとかカスタマイズ性も高いし、たくさんの情報があります。

サポートフォーラムも充実しています。

WordPressができる人もネット上でちょっと探せばたくさん見つかります。

これはWordPressの一つ安心な側面だと感じます。

セキュリティとメンテナンス、アップデートはネットで情報を拾って勉強しながら対応していく姿勢が必要になります。

ぜひWordPressを活用して、魅力的なビジネスの役に立つホームページを作り上げていってほしいと思います。

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投稿者プロフィール

山口 敦
山口 敦
2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら

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