WordPressの権限グループとは？
各ユーザーに対してサイト内で利用できる機能を管理するためのものです。
権限グループには下記のようなものがあります。
- 管理者（administrator）
WordPressの全操作が可能 - 編集者（editor）
他のユーザーが作成した記事を含めた、全ての投稿を編集・削除・公開することが可能 - 投稿者（author）
自分の投稿を作成・編集・公開することが可能 - 寄稿者（contributor）
自分の投稿を作成・編集・削除することが可能
ただし、公開はできない - 購読者（subscriber）
記事の閲覧のみが可能
記事の作成・編集・公開はできない
User Role Editorなどのプラグインを使用すれば、サイトに権限グループを作成して追加することができます！
たとえば、編集者A、編集者Bという権限を作成し、それぞれの権限を別々の人に与えるとします。
- Aさん：編集者Aの権限を持つ
- Bさん：編集者Bの権限を持つ
ーCHECK！ー
AさんもBさんも、どちらも編集者ですが、それぞれの管理画面に表示させるメニューを変更したい！という場合には、これから紹介するAdminimizeというプラグインで実現できます！
User Role Editorを使用した権限グループの作り方はこちら
Adminimizeのインストールと有効化
Adminimizeのプラグインを、インストールして有効化します。
Adminimizeの設定
管理画面から、設定>Adminimizeを選択します。
一覧から、
Menu Optionsをクリックします。
メニューの設定画面がでてきます。
管理画面で非表示にしたいメニューにチェックを入れます。
２つのカスタム投稿
テストAとテストBがあります。
- テストA：
編集者Aの画面でのみ表示 - テストB：
編集者Bの画面のみで表示
という形になるように設定をおこなっていきます。
チェックができたら下にスクロールしていきます。
左下のUpdate Optionsをクリックして設定を保存します。
今回は、
- 編集者A
投稿、テストA(カスタム投稿)、メディア、固定ページ - 編集者B
投稿、テストB(カスタム投稿)、メディア、固定ページ
がメニューに表示されるように設定をしました。
プロフィールはデフォルトで管理画面に表示されますが、内容の編集はできないようにしています
これで設定は完了です！
編集者Aと編集者B、それぞれの管理画面にログインして、管理画面に表示されるメニューを確認していきます。
編集者Aの管理画面
編集者Bの管理画面
このように、それぞれの管理画面に表示させるメニューをカスタマイズすることができました！
管理画面をスッキリとさせることができます
ユーザーごとに管理画面に表示させるメニューを分けたいときや、必要のないメニューが表示されてしまって見にくいときに、Adminimizeを使用すると画面をシンプルにすることができます！
ぜひ、管理画面のカスタマイズを試してみてください。
投稿者プロフィール
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Webサイトに興味をもち、独学でHTMLやCSSの勉強を始め、その後、スクールでAdobeソフトの使い方やデザインについての知識を習得する。
同時に、様々なWebサイトがWordPressで作られていることを知り、お客さまに喜んでいただけるサイト作りができるよう、WordPressの仕組みやユーザー視点での文章表現、デザインスキルを日々学ぶ。
2022年10月より、株式会社ウェブロードに入社し、お客様のサイト制作、修正やページ追加、操作サポートを行っている。
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