こんにちは、ウェブロードの山口です。

今回のメルマガでは弊社が新規サービスの立ち上げをどのような形で行っているかをお話しして参ります。

「ニーズがあると感じたサービスの固定ページを1つ作って公開するだけ」という簡単なものです。

下記は、先日公開したサービスの事例になります。

昨年と今年に「WordPressのPHPアップデート」に関する記事を2本投稿しました。

まだ古いPHPで運営?WordPressが動かなくなる前に読む話

こんにちは、ウェブロードの山口です。 最近の弊社のお問い合わせの傾向を見ていますと、「しっかり集客できるホームページを作りたい」というニーズが1番になっています。 ただ、過去に制作会社で作ってもらったサイトについて、 な […]

PHP7.4.33バージョンからPHP8.3以上のアップデートについて

ウェブサイトを運営していると、サーバーやプログラムのアップデートを求められることがあります。 その中でも「PHPのバージョンアップ」は、WordPressサイトの安定性とセキュリティに大きく関わる重要な要素です。 今回は […]

最初の記事の投稿から数ヶ月経過した頃から、PHP関連記事へのアクセスが多く集まるようになりました。

PHPをアップデートしたいというニーズは昔からあるということはわかっていましたが、具体的に動いていなかったのです。

今年に入って、企業様のサイト改善や保守管理、LP制作をお手伝いする際に、WordPressのPHPバージョンが古いままのケースをよく目にすることがあり、これをサービスとして提供すれば一定のニーズがあると判断しました。

PHPのアップデートができなくなるタイミングは、サイトの保守管理をしていたメンバーの退職、制作依頼した会社とのやり取りがなくなったなど、理由はさまざまです。

多くの会社様では、サイトコンテンツの追加には強く意識を向けておられます。

その一方で保守・メンテ側に目を向けると、制作当時のWordPressサイトが古くなっているにも関わらず、最新のWeb環境(この場合は最新のPHPのバージョン)にアップデートできない状況になっている場合が結構あります。

いつ不具合やセキュリティの問題が発生してもおかしくない状況で、運営を強いられている会社様が多い印象です。

自治体管轄のサイトでも古いままのPHPで凌いでいる状況が見られ、同じドメインで複数のサイトを運営管理されている場合は特に深刻な問題になっています。

PHPのバージョンはドメイン単位でアップデートするのですが(サブドメインの場合は別々でPHPアップデートが可)、そのドメインの中に古いバージョンのPHPでしか稼働しないサイトが一つでも含まれていればすべてのサイトが一番古いサイトのPHPに合わせて運営しなければならないというボトルネックが存在してしまうのです。

そのため、PHPのアップデート需要は確実に存在すると感じていました。

そこで、新たにPHPバージョンアップのサポートサービスを立ち上げました。

【WordPress専用】PHPバージョンアップ対応サービスを開始しました

【警告】あなたのWordPressサイト、ある日突然動かなくなるかも?!古いPHPは、セキュリティ、表示速度、サイトの安定性を著しく危険にさらしています! 「自社でページの追加ができない」「WordPressの更新ができ […]

弊社のような小さな会社は、ニーズを感じたらすぐに動けるのが強みです。

新サービスもWordPressの固定ページを1つ作り、そこに内容を記載すれば、立ち上げまでスピーディに進められます。

これは大きな会社でも同様です。

新サービス立ち上げはWebページ公開で、テストマーケティングを兼ねて行えます。


その新規サービスページ立ち上げの中で一番労力がかかるのは、LPの文章作成かもしれません。

そこで役立つのが、GoogleのAIサービス「NotebookLM」や「ChatGPT」です。

ネット上で同種サービスを展開している会社の情報を参考に、自分の言葉で音声入力した文章をAIに清書させ、その出力結果を修正しながら、自分の言葉で仕上げていく、この繰り返しで、効率的に記事の完成度を高められます。

小規模事業者が新しいビジネスを始めるなら、まずはWordPressで固定ページを1つ作り、サービス内容をまとめることが一番簡単で早いです。

文章を整え、アクセスあればお問い合わせが入る状態まで仕上げます。

並行して、アクセスをどう集めるかも考えなければなりません。

SEO対策としては、文章ボリュームを増やして検索結果に引っかかるようにするのが手軽な方法です。

ただし現在のSEOでは、単に1ページにボリュームを持たせれば良いというわけではなく、サイト全体の信頼性やアクセス状況も評価されます。

そのため日頃からオリジナルのコンテンツを継続的に投入し、各記事にSEO経由のアクセスを集めることが前提となります。

こうした状態になっていれば、新しいページを公開してもすぐにアクセスが見込めます。

逆に、アクセスのほとんどないサイトにいきなり大規模なサービスページを追加しても、結果が出るまで時間がかかります。

成果を出すためには、日頃からコンテンツを投稿してサイト全体のアクセスボリュームを増やす努力を続ける必要があります。

その積み重ねがあるからこそ、新規ページもアクセスを得やすくなるのです。

また、コンテンツ内容は会社の事業と関連性の高いものに絞ることが重要です。

例えば、コンサルティング会社のサイトに社長の趣味である旅行記を多数掲載してしまうと、専門性が薄まり評価が下がる可能性があります。

事業に関係ない内容はSNSや無料ブログなど別のドメインで発信し、本サイトは事業内容に特化させることがポイントです。

成果の出るサイト運営は一朝一夕ではなく、年単位での地道な積み上げが必要です。だからこそ、日々の情報発信を続けていただきたいと思います。

最後に、「AI時代にSEOはもう意味がないのでは?」と感じた方に向けて、関連する記事も書きました。併せてお読みいただければ幸いです。

「記事を作成し公開しても情報がAIに吸収されるのでムダ」は本当か?

最近、AIの登場により「情報はAIがまとめてくれる」「わざわざブログで発信しなくてもいいのでは?」と感じている方が増えてきたように思います。 たしかに、ちょっとした調べ物であれば、Google検索ではなく、ChatGPT […]

編集後記

弊社サイトでも毎月数記事しっかりと新しいコンテンツを投稿していますが、検索エンジンからのアクセスはなだらかに減少傾向にあります。


ただその中でも新たな兆候は見えており、参照元が「ChatGPT」など、AIが出力したと思われるリンクからアクセスが入る場合も増えてきています。

自社オリジナルのノウハウやコンテンツの制作と公開は、新規集客の要として引き続き継続して行く予定です。

投稿者プロフィール

山口 敦
山口 敦
2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界18年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら

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