Web制作会社で起業した方法とその後

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Web制作業で起業できた方法

教科書通り僕自身ホームページ制作業を始めたきっかけは、単にブログをカスタマイズしたり、書くのが楽しかったから、ということが最初でした。

全くweb業界のことを知らないまま、インターネット上でブログ加工の部分的な情報を集めて自らカスタマイズしたり、自分の体験したことをブログの記事として投稿していたに過ぎませんでした。

8年間ずっと仕事をしていた経理・会計分野での起業や、ホームページ制作の専門学校に通って1から学んで、教科書通りのホームページを作る技術を手にした後に起業していたとすれば、事業は上手くいってなかったと思います。

なぜこう考えるかというと、ホームページ制作の技術を持っていれば、制作会社に勤めて仕事を行う方が安定した収入になっていたはずだからです。

全く技術を持っていなかったからこそ、収益化するにはどうしたら良いかを徹底的に考え、最短距離で動くことができました。

教科書の順番通りに勉強せずに、必要なところだけピックアップして自分のものにしていき、それ以外の部分では、すぐにでも売上を上げるような内容に強い関心のアンテナを振り向けていたからです。

主体的にwebから情報を取得し、また図書館から自分の必要な情報だけを抽出して、必要に応じて人に会いに行き、ビジネスに直結する情報を組み立てながら動けたと思います。

起業ビジネス教科書での学習というのは過去を学ぶということです。

つまり、既にある程度、事例として確立された内容を学ぶことであり、自分でビジネスを行っていく上では、全てが役に立つものではないと、この時に初めて知りました。

つまり、ホームページ制作で言えば、ホームページの作り方を一から勉強して作れるようになるに越したことはないのですが、ホームページ制作の教科書からは、ホームページ制作業でビジネスとして成功する学びを得ることはありません。

ホームページを作れるようになったとしても、ホームページ制作業で会社を経営することはできないということです。

何かしら他社との差別化も必要ですし、継続して会社経営をしていこうとすると、運や出会いや、何よりも新しい取り組みを行うことが必要になってきます。

過去の成功事例をなぞらえるだけでは、うまく会社経営なんてできない時代になっているのです。

成長経済の下では過去の成功事例もある程度参考になりますが、成熟経済の下では成功事例とは違う一歩を自ら踏み出していかなければなりません。

自分が生み出す新しいもののために勉強するということは、教科書を自ら作りながら勉強を進めていくようなものです。

自分が考えているものの理論付けをするために教科書も必要ですが、今後の事業経営の柱としての知恵は、教科書の枠外にしか答えはありません。

そのためにも考え方やアイデアの出し方や、仕事への取り組み方の本なんかを、好んで読むようにしなければと、自分を戒めたりすることもあります。

情熱や時間を掛けられることに特化し、信じた道を突き進む、それは前例があろうとなかろうと関係ないのです。

僕は起業前から、かれこれ15年以上毎週1回、欠かさず図書館に行っては何冊も本を借りて読んでいますが、こういった良い習慣は継続していきたいと考えています。

全ての書籍を端から端まで読んでる訳ではないですし、必要なところだけ、目次だけでも、最低限読んでいます。

ビジネス書もたくさん読んでいますが、常識にとらわれず、非常識な行動をした人が成功しているといった内容の本をよく目にします。

そんな本を僕も色々読みましたが、なぜ非常識な行動が成功につながるのかが分かる気がします。

この場合の常識というのは、あくまでも教科書の部分を指していて、その枠を超えた非常識と表現される部分は、前例のない答えを自ら出したものであるのです。

個人で起業した場合に最初にやるべきこと

新しくビジネスを開始したときや起業した際に一番必要なものはホームページです。

真っ先にやるべきことはマーケティングや営業活動ですが、その根幹となる拠点としての機能を持つのがホームページという訳です。

スマホやパソコンが多くの方に行き渡っている現代の日本において、ビジネスの必須ツールともいえます。ほとんどの業種・業態・ビジネスモデルにおいて、ホームページ無しでは考えられないほどインターネットは浸透しています。

そんな状況もあって、簡単にホームページが作れるようになっているのが現在です。特に、個人事業で始める場合は自分で作ることにチャレンジしましょう。ホームページ制作

ホームページの更新をしたり、ソーシャルメディアとの連携をしたり、自分でできることを増やして行けば何かと便利です。

小規模事業者が新規にホームページを立ち上げる場合、最初は必要なページに絞って作りましょう。

商品・サービス内容、会社概要、お問い合わせフォーム、これらがあればホームページは稼働します。

ここで注意点が一点。

お問い合わせフォームで個人情報を集める場合は、個人情報保護方針(プライバシーポリシー)の情報を掲載する必要があります。

ネットだけで販売が完結する物販以外のビジネスでは、個人情報保護方針のページに書いてあることはだいたいどこも似たり寄ったりです。

ページを作る際は、他社サイトのページを参考にして自社でカスタマイズすればOKです。

ただし、間違えてはいけないのは、作ることが目的になってはいけないということです。

一生懸命ホームページを作っても、ある程度認知された商品やサービス以外は、完成当初、自分以外のアクセスは無いはずです。

とにかくこの3つのページができれば、FacebookやTwitterや友だちに知らせまくるとか、何でも良いので、お金を掛けずにできることで告知できることはどんどんやっていきましょう。

ホームページを作るのと並行して、ソーシャルメディアは是非とも活用して欲しいツールです。

ホームページ内にブログを設置して、商品やサービスの物語を書いていくこともあなたの商材のブランディングに貢献してくれます。

ご自身の商材のキーワードを考慮しながら、人に求められる情報記事をブログにして発信していきましょう。

継続した情報発信が一番難しいのですが、ホームページ運用を開始した以上、避けては通れない仕事です。

小さく始めて大きく育てていくのがホームページの運営方法です。

早い段階でホームページの集客を軌道に乗せ、安定した集客と売上を確保できるように事業活動を進めていって欲しいと思います。

粗利益率の高いビジネスは低リスクな起業

現在ウェブロードはホームページ制作・運営代行・コンサルティング会社という肩書きの下、会社運営をしております。

しかし、僕は2006年の起業当初からホームページ制作を考えていたわけではないのです。

自分が会社員時代に起業のネタとして考えていたビジネスを進めていく過程でホームページが必須だったというだけです。

そのため、ホームページを作れなければ事業が進まなかったので、自分で作れるように無収入時代に独学で一生懸命勉強しました。

しかし、ホームページを作れるようになっても会社員時代に考えていたビジネスはそう簡単に実現できるものではないということが分かり、かつ、そこに収入の壁が立ちはだかり、諦めざるを得ない状況に追い込まれました。

その時に何をして食っていくかを探していたときに、作れるようになったホームページに企業の広告を載せて、その売上などに応じて手数料収入を得られるアフィリエイトというものに出会ったのです。

アフィリエイトは狙ったキーワードでヤフーやグーグルに上位表示されなければ全く収入はありません。

そのため、ホームページ制作や検索エンジン対策(SEO)と一体化している「アフィリエイト」というものに懸命に取り組んだんです。

このアフィリエイトというものがウェブ業界やインターネットのことを研究していくには格好の教材でした。

サイトのアクセス動向を調査分析したり、同じキーワードで戦っている他のサイトを丸裸にしてなぜ自分のサイトよりも上位に来ているのかなどの分析をしました。

ネットや書籍の情報だけでなく、実際にインターネットの現場で起こっていることを検索結果から情報収集しまくりました。

ほとんどゲーム感覚で朝から晩まで一日中取り組んでいました。

その後、1年程かかってこのアフィリエイトというもので、やっと10万円くらいの月収が確保できるようになりました。

10万円は手数料収入で、これは広告主企業の売上の2%~10%位でした。

計算上は、自分で作ったいくつかのホームページから1ヶ月で150万円くらいのものが売れていたことになります。2008年頃の話です。

でもこんなレベルじゃ、到底食っていけません。

でも、自分で全て作業していたので、粗利益率は限りなく100%なんですね。

費用が発生しません。

売上の全てを生活費に出来ました。自分の労働力と知識次第で収入が増加するというビジネスモデルです。

無収入だった時代に、仕入れがなく商売ができるというのは非常に助かりました。

とりあえず、たくさんホームページを作って、広告を載せ、それらを検索エンジンで上位表示させることを目標に仕事をすればいい訳で、目標はシンプルでした。

「当面はアフィリエイトをしっかりやって、そこから先のことはその後で考えよう。」ホームページ制作・運営代行会社を始めた頃の僕の状況はこんな感じでした。

アフィリエイトで分かったWebの集客・販売の仕組み

その頃、僕はHTMLと言われる、ホームページ記述のための言語を勉強しながら、ひたすらホームページを作っていました。

自分の会社となるホームページだけではなく、広告掲載のための情報サイトの制作をメインに行なっていました。

いくつもいくつもホームページを立ち上げていました。そのほとんどは今となってはもう削除していますけれどもね。

お客様のホームページを作ったり、アフィリエイト広告を掲載する自社メディアを立ち上げたりすることを事業の要としていました。

ところで、アフィリエイトという言葉はご存知ですか?

アフィリエイトとは、自社が運営するホームページに広告掲載し、その広告から広告主サイトに訪問者を誘導して、広告主に商品の売上を上げてもらう手数料ビジネスのことです。

分かりやすい図解があったのでここに引用しておきます。reward_flow出典:affiliate.yahoo.co.jp(サイトは閉鎖されています)

誘導した訪問者から売上が上がれば、5%や10%といった手数料を広告主からバックしてもらえるというビジネスモデルです。

僕は独立してから5年ほどはこの「アフィリエイト」に非常に力を入れていました。

このアフィリエイトで売上を上げていくためには、自社が運営する情報サイトを、検索エンジンで上位表示させる必要があります。

自分で作った情報サイトを上位表示さえすれば、アクセスが集まり、広告会社の販売ページに訪問者を誘導する人数も多くなります。

広告主のホームページはアクセスが集まれば必ず一定の割合で購入が発生するホームページになっています。

高いレベルで販売ページ(ランディングページと言います)が作り込まれ、完成されたページになっているという訳です。

僕は、5年間ほど集中して取り組んだアフィリエイトによって、運営するホームページをどうすれば検索エンジンで上位に表示させ、訪問者に満足してもらえる情報を伝えることができるのかを知ることが出来ました。

実はアフィリエイトは、このページをご覧になっているあなたが求めているのと同じように、検索エンジンから訪問者を集客し、アクセスを増やしていく努力を継続し続けなければならないのです。

広告主の完成された販売サイトへ誘導できれば、一定の割合で売上が上がることは確実です。

つまり、集客のノウハウを身につけ、それを実践していけばある程度の売り上げは広告主にあげてもらえることができ、広告主から手数料いただけるということです。

ただし、アフィリエイトは手数料ビジネスのため、せっかく集客しても顧客リストが集まりません。

どのお客様も自分のお客様ではなく、広告主のお客様だからです。言ってみれば、横流し仲介しているだけなのです。

また、売上というおいしい果実を持って行くのは販売ページを持っている広告主であるため、アフィリエイトでは集客の技術があったとしても、単なる仲介業者という位置付けに過ぎません。

それなら自分の商品を販売していく方が良いやと思いません??

インターネットでの集客のことが分かってくれば、自社の商品を販売していくための販売ページを充実させ、訪問者に対して一定の割合で購入してもらえる内容に完成させていけば良いのです。hannbaisuruhito広告主の商品を販売しても5%から10%の手数料しかもらえないということであれば、100%の手数料がもらえる、つまり自分で自分の商品を販売するした方が、よっぽど割の良いビジネスだというのがお分かりになるかと思います。

そんなこんなで僕は、徐々にアフィリエイトから、自らが主体となるホームページ制作やSEOアドバイスの方向に事業をシフトさせていくことになったのです。

集客のノウハウを持ちながら、一定数の売上を上げる販売ページを構築してくことが重要なのです。

アフィリエイトは集客と販売の分業制で売上を上げていきますが、自社ビジネスは集客と販売を一元化させて売上を上げていくということです。

どちらの方が効率的で、どちらの方があなたに向いているか、それはビジネスによって異なりますが、これからはどのような会社も集客と販売の一元化をWebで実現させていくことは必要になってくるでしょう。

会社を辞めて組織に属さない孤独な時間

当たり前のことなのですが、会社を退職すると、組織に属さないということになります。

社会の中で、会社という大きな箱の中で守られていた状態であったのが、素っ裸の状態で社会の中に放り出されることになります。

一番分かりやすい例で言うと、会社員時代にはクレジットカードなども何の気なしに作ったり、利用したりしていたのですが、退職してから数ヶ月経ってしまうと、クレジットカードも作れなくなります。つまり、審査に通らなくなります。

当時、家の近所にローソンがあったので、ローソンパスカード(クレジット機能付き)を作りたかったのですが、退職してから10ヵ月後にカードの申し込みをしたら審査で落とされました。

(現在は申し込んだものに全てパスしています。)

個人で仕事をやっていると、社会的には信用度が無いんだなということを改めて認識させざるを得なかった件です。

もちろん、社会保険や、年金なども、会社がいくらか負担してくれるといったこともありませんので、全て自分に圧し掛かってきます。

数え上げればきりが無いのですが、会社を辞めて一人で事業を行っていくという時に一番気を付けなければならないので、これらの費用負担増や社会的信用の喪失という問題です。

しかし、こういったことに直面した時に、「会社員時代はよかったな」と思うような方は独立しても、成功しないと思います。

やはり、気持ちの面でどれだけそういう逆境を楽しめるか、どうやったら乗り越えられるかを常に考え続けるような性格でなければ、起業をお勧めしません。

結局のところ、全ての原因は収入減にどう対処するかという問題に落ち着く気がします。

ネットを使っての起業だったので、当時のストレスを挙げるとすれば、人との接触が少なかったことです。

一日中パソコンと向き合って自分自身との戦いです。

社会の中で人とのかかわりを持ち続けていないと、人間って不安になります。

今まで、どれだけ人との比較の中で人生を過ごしてきたのかが分かります。

人間ってつくづく孤独に弱いんだろうなと考えたりしました。

人との相対比較の中で自分の存在を確認することが精神的に落ち着きますよね。

一人だけでいると、自分の存在を確認できる手段がなくなってしまいます。

しかし、これに耐えなければ、ネットビジネスは軌道に乗せることが出来ませんでした。

ひたすら孤独に耐えて作業をしました。孤独の先に見える成功を信じないと、こんなことばっかりやってられないと思ってました。

しかし、なんと言っても、退職してネットビジネスを始めた時の最大のストレスは、収入が無い、収入が思うように伸びない、収入が下がったなど、経済的な面がほとんどを占めていました。

これを克服することをモチベーションとしてがんばるのもいいと思います。

全て自分が動かないと何も前には進みません。会社で働いていた時のように、自分が動かなくても会社は回るといったことは一切ありません。

自分が動かなければ、自分の収入はゼロのままです。

毎日毎日何をするかを決めて、ひたすらこなしていきます。

ウェブサイトの構築であったり、ブログへ投稿する文章作成であったり、グラフィックソフトの勉強であったり、勉強会やセミナーに参加するなり、何かしら計画を立てて進めていきました。

何もしないで過ごすということも可能ですが、時間と引き換えに自分の仕事は進歩しないということになりますので、それはタイムリミットが減るという後退を意味しています。

会社のように、決められたことをしなくてもいいということは、裏を返せば、自分で決めたことをしなければならないということです。

好きなように、やりたいように自分で決めて、思い通りに仕事が出来ます。これってすごく理想的な状態です。

すごく能動的です。

何でも自分でしなければならないので、何でも自分で出来るようになります。

これを楽しく思えるかどうか、苦痛に感じないかどうかは結構重要です。

たまに間違った方向(収入にならない方向)へ向かうことがあるのですが、これもやっぱり同じビジネスをしている友人を作っておかないと、確認する術がありません。

当時(2007年時)32歳でしたが、周りの友達などが、会社で係長になっていたり、早い人なら課長になっていたりする話もよく聞いたりしました。

しかし、収入は少ないかもしれませんが、自分は社長になるんだという気持ちがあったので、焦りや他人との比較で不安になることは全くありませんでした。

1年くらいですぐに結果が出るとも思っていませんでしたし、逆に1年で結果が出てしまえば、後が怖いような気もします。

じっくり、苦しむところは苦しみながら、実力をつけて行きたいと考えていました。

この考えは、ある程度の収入を得られるようになったから言えると思っているのですが、組織に属さないのなら、自分で属する組織を作れば良いやん!っていう風に考えたりしていました。

一人でやると決めたからにはそういう向上心って必要だったと思っています。

起業から13年が経過した今やっている営業活動のお話

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山口 敦

代表取締役株式会社ウェブロード
1974年大阪生まれ。プロフィールはこちら。 (HP活用方法の動画一覧→Youtubeチャンネル) 経営理念「育て拡げるお手伝い」の下、IT活用に活路を見出す個人・中小企業のWebサポートを積極的に展開している。 西宮商工会議所青年部2018年度広報委員長、尼崎商工会議所会員。