商工会議所青年部の役員で得られたこと

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以前こちらの記事(西宮商工会議所青年部には個人事業者こそ入会すべき)で書いたのですが、僕は西宮商工会議所の青年部という団体に所属しています。青年部という組織は、会社の組織形態は何であれ、地域の経営者の方々がフラットな関係で横のつながりで存在しています。

そのフラットな関係の経営者同士が地域を盛り上げるための事業を企画・立案し、限られた予算の中で実行します。それは青年部の存在意義にもなっています。その事業を通じて地域の発展や、メンバー相互のつながりを深めていくという、大学のサークルのような集まりなのです。

青年部の委員会はこんな感じで会議室で議論します。

メンバーが毎回の事業や、その事業の企画・立案のための委員会という集まりを通じて顔を頻繁に合わせ、お互いに理解を深め合い、それぞれの仕事に活かしていけたらベストであるというような団体への関わり方です。

2018年度、僕は1年間広報委員長という役職を拝命し、委員会メンバー26名とともに様々な事業を企画し実行するということを行ってきました。

僕が経営しているウェブロードという会社は、私と外部スタッフ数名の方に協力をいただきながら仕事をしている小さい会社です。商工会議所青年部の委員長になるということは、そんな、常駐の正社員を雇ったことのない私のような個人レベルの会社経営者であっても、26人(今年度の西宮商工会議所青年部広報委員会の場合)のトップに立って、メンバーに連絡をしたり、各人の参加状況を考慮したりしながら、一つの事業を成功させるために役割をお願いし、動いていただくという立場になるということを意味します。

5時間の長丁場のイベントだったお仕事フェス。最後まで残ったメンバーと記念撮影。

今回大きなイベントのひとつに「お仕事フェス2018」という外部参加者を巻き込んでのイベントがあり、半年以上も前から準備に明け暮れました。昨年作った特設ページはこんな感じです → 「お仕事フェス2018

もちろんイベントはそれだけでなく、講師の先生を東京からお招きしての講演会もありました。毎回の委員会と懇親会を開催するのも、一つの会議運営やイベント設営のノウハウが得られます。場所・時間・参加不参加の確認など、イベント運営のノウハウが一つ一つの事業を乗り越えることにより蓄積されていきます。

要するに個人事業者であったとしても、青年部という組織の中で、僕の場合ですと、社員26名を抱える会社社長の疑似体験を1年間させてもらったようなもので、これは他では得ることのできない貴重な経験でした。

お仕事フェス告知の際には地元ラジオ局にも出演しました

委員会メンバーに担当してもらう仕事の割り振りや、外部講師の決定とご依頼、会場の下見や関係機関に提出する手続き書類、告知関係も含め、一つのイベントを成功させるためには様々な周到な準備があり、その中心となって進めて行った経験は自分の貴重な財産になりました。

西宮の甲山キャンプ場での家族参加型のバーベキューイベント。

公立中学校にてWeb業界についてのミニ講義

青年部で何らかの役職について(私の場合は委員長でしたが)活動するということは、自分の会社組織にとっても大きなメリットをもたらします。それは実際に得た経験だけでなく、そのイベントを成功するために繋がった方々とのネットワークや、一緒に苦労を共にした委員会メンバーとのお金では買えないつながりもです。同じ西宮という地域の中で事業を継続していく上での貴重な財産になりました。

個人事業主が青年部で役職を持つと忙殺されるのでは?

青年部のような団体で役職を持つということは、ボランティアで自らの仕事以外の仕事を抱えるということになります。平日に3日間、青年部の仕事以外のことができなかった日もありましたし、特に外部を巻き込んでの大きなイベントになれば、事務仕事と関係者への連絡関係だけでも非常に大きな負担を強いられることになります。

私の場合、お仕事フェスという、青年部外の方を巻き込んでのイベントがありましたので、直前期になればホームページを制作するという仕事が腰を据えて出来ないという事態になりました。しかし、忙しくなることがあらかじめ想定できていたので、事前に何名もの外部スタッフの方と面談し、仕事を任せられる仕組み作りに注力しました。

その結果、お仕事フェスのような大きなイベントが終わった後には、他の方に仕事を任せる仕組みが、ふんわりとですが構築出来ていました。外部委託の仕組みを構築する必要に迫られて作ったということです。

私が得た、外部団体の役員を務めることによってのメリットは、強制的に自社の組織化の土台作りに時間を割くことにより、個人事業主から会社組織に変貌する橋渡しが、青年部活動にしっかりと取り組むことによってもたらされたということです。

西宮商工会議所青年部で広報委員長という役割を与えてもらったことが、特に大きな変化もなく無難にこの十数年こなしていた会社運営にとって、大きな進化をもたらしてくれた年になりました。

確かに、このサブタイトル(個人事業主が役職を持つと忙殺されるのでは)で書いたように、個人事業主が外部団体の役職を持つと忙殺されるというのは明らかです。しかし、必要に迫られて何か新しく生み出されるものや、得られるつながりのメリットの方が、圧倒的に大きかったと、今役職を残り2ヶ月に控え、そう実感しています。

自分の会社を大きくしたいと考える経営者の方にとって、青年部役員は組織運営のマネジメントが実践的に学べる場になりますので、役員就任依頼の話が来た時はぜひ前向きに挑戦して欲しいなと思います。(忙殺されすぎて本業が疎かになってしまえば元も子もないので、助けてくれる人が本当にいるのかとか、どのような距離感を持って団体と付き合うかということは、事前に十分考慮しなければなりません)

40代になってくると、何かしら無難に過ごしたいという気持ちが何に対しても大きくなってきますが、今年度の広報委員長という、拝命した役目のお陰で、起業した頃のような攻めの気持ちが僕の中で沸々と湧き上がってきたのが、もしかすると役職を与えていただいたことで得られた最大の財産だったのかもしれません。

年度の最後のブルーナビ(西宮商工会議所の所報の青年部スペース)に「入ってよかった青年部」も執筆しました。このブログの記事の要約のような内容ですが、一年間ブルーナビの編集長をさせていただいたことも良い経験になりました。

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山口 敦

代表取締役株式会社ウェブロード
1974年大阪生まれ。プロフィールはこちら。 (HP活用方法の動画一覧→Youtubeチャンネル) 経営理念「育て拡げるお手伝い」の下、IT活用に活路を見出す個人・中小企業のWebサポートを積極的に展開している。 西宮商工会議所青年部2018年度広報委員長、尼崎商工会議所会員。