直帰率とページ滞在時間の落とし穴

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直帰率とページ滞在時間の落とし穴(動画)

直帰率とは、ユーザーが何らかの検索をし、その検索結果画面からクリックしてアクセスしてくれたページを見ただけで、検索結果に戻ってしまったり、そのページが閉じられたりする率です。つまり、一度アクセスしてきた一人のユーザーが、2ページ以上を見ると、直帰率は減少することになります。

弊社サイトの直帰率事例

毎月数十サイトのアクセス解析のデータを見ているのですが、直帰率が5%程度のサイトもあれば、90%くらいのサイトもあります。弊社の管理サイトで一番差の大きい2サイトを比べると下記のような感じです。

直帰率 2.37% 趣味のボディコンバットサイト

直帰率 89.67% 本業のウェブロードサイト

どちらが良いかは一概には言えず、事業者側がホームページに求めているアクションが起こされているかどうか、この一点で直帰率を判断することになります。直帰率が高ければいいという話ではないですし、50%ぐらいが平均とも言われていますが、平均値を議論しているだけで特に根拠はありません。個々のサイトで状況が違うので、個別に見てどうかという判断です。

ランディングページであれば1ページで全てが完結するので、お問い合わせフォームに飛ばさない限りは直帰率は100%になります。

Google Analyticsの平均セッション時間の計算方法

GoogleAnalyticsは「最後の閲覧ページ」を、平均ページセッション滞在時間の集計から外しています。そのため、直帰率の高いサイトは平均滞在時間も短くなることになります。そのため、上記の直帰率が89.67%の弊社サイトの場合、9割弱のアクセスにおいて、滞在時間が「0秒」として計算されるので、そのサイトの「平均滞在時間」は実際よりもかなり短い時間として計算されます。

実際は下記の画像にあるように、ランディングページ1ページしか見られていなくても、平均5分程度閲覧されているので、十分ページコンテンツの役割を果たしていると言えます。

直帰率は参考資料としての位置付け

また、直帰率はページ単位で計測するので、ページ内の情報量が考慮されていないというところに、直帰率だけでサイト改善を考える落とし穴があると考えています。つまり、直帰率はあくまでも参考資料としてページ単位で考えていく必要があります。

個別にページを開かなければ商品を比較検討できないサイトであれば、直帰率は下がる傾向にあります。飲食店のメニューページや卸売業の商品ページなどがイメージしやすいのではないでしょうか。

またおよそ下記の関係も成り立ちます。

サイト全体のページ数が少ない会社・・・直帰率が小さくなる傾向
サイト全体のページ数が多い会社・・・直帰率が大きくなる傾向

サイト全体のページ数が少ない場合は、必然的にアクセスされるキーワードも絞り込まれたものになります。もちろんアクセスの母集団も小さくなり、ピンポイントで会社やその商品のことを知りたい濃いユーザーが集まるので直帰率は小さくなる傾向にあります。

一方で、サイト全体のページ数が多い場合は、ブログなどで会社や商品の周辺情報や業界の動向など、直接会社や商品に関わる以外の情報もページ数に比例して増えてきますので、会社や商品に強い関心の持つユーザーばかりがアクセスするとは限りません。最初にアクセスされたページに掲載されている情報だけ見て、それだけで満足して離脱するユーザーの数が増えることにつながりますので、直帰率は必ず大きくなってきます。

直帰率が高いサイトの考え方

Googleアナリティクスで計測していると、業界平均値なども目にすることもあるかと思いますが、平均値に意味はなく、自社サイトの規模やコンテンツの展開方法、どれだけ目的が達成されているかの数値目標、様々な要因により個別に判断していかなければならない内容になります。

僕自身は1ページで完結するので直帰率は全く気になっていません。現にウェブロードサイトの直帰率は90%近くまで上がっています。

実はブログをあまり書かず、コンテンツが少ない時代は直帰率は60%程度で推移していたのです。コンテンツを増やし、自分のビジネスの周辺情報をブログに書き続けた結果、またWeb全般のご相談に対する回答をQ&Aのような形にしてコンテンツを増やしていった結果、1ページ完結型のページが増え、それが直帰率の増加に繋がっているのだと考えています。

私自身は全く否定的に考えておらず、直帰率が高くてお悩みの事業者の方も是非、ご自身のホームページのコンテンツ1ページの作り方がどのようになっているかを見直してみてくください。直帰率が高くても問題がないサイト構成であったというようなこともあるはずです。アクセス解析の数字の中でも直帰率という数字にはそれほどこだわる必要はないと私自身も考えていますし、直帰率が多少高くても訪問者がアクションを起こしてくれるようであれば、それはサイト運営がうまくいっていると考えて問題ないということになります。

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山口 敦

代表取締役株式会社ウェブロード
1974年大阪生まれ。プロフィールはこちら。 (HP活用方法の動画一覧→Youtubeチャンネル) 経営理念「育て拡げるお手伝い」の下、IT活用に活路を見出す個人・中小企業のWebサポートを積極的に展開している。 西宮商工会議所青年部2018年度広報委員長、尼崎商工会議所会員。