今回の記事は、あなたがご自身の事業での Web 集客を行う際、HPとSNSのどちらに力を入れるべきかわかりやすく解説した内容になります。

  • 自分のビジネスはSNSをメインで使っていくべきなのだろうか?
  • HPにコンテンツを投入していくことをWeb集客の中心とすべきか?
  • HPへのコンテンツ制作もSNSもどっちもやらないといけないのだろうか?
  •  Webの集客って何をすればいいのだろうか?

Web集客のやり方や使うツールに迷いのある事業者様もたくさんおられると思います。

今回、僕の頭の中で漠然と持っていたイメージを簡単な図に表現してみました。

まずこちらの図をご覧ください。

グラフの縦軸に粗利益の大と小を取り、横軸にコンテンツとSNSを取りました。

グラフが上に行くほど、商品・サービス当たりの粗利益額が大きいことを意味します。

またグラフが右へ行けば行くほどSNSにマッチしていることを表し、左へ行けば行くほどコンテンツ(HP)にマッチしていることを表しています。

あなたのビジネスはこの図でどの辺りに当てはまるでしょうか?

まず最初に弊社ホームページ制作業がどの辺りにあるかを示しているのが下の図です。

B to B ホームページ制作業

1件受注当たりの粗利益額は大きく(売上原価はほぼゼロ)、販売費及び一般管理費で一番大きな金額を占めるのが人件費ということになります。

つまり、粗利益で見ますと「大」の方に位置し、青色で示したBtoBの範囲に収まっている形となります。

集客方法としてはHPへのコンテンツ投入が向いているという判断ができます。

続いてコンサルティングビジネスを見てみましょう。

B to B コンサルティング業・士業

いわゆるコンサル会社も当てはまりますし、司法書士や政書士などの士業もここに当てはまります。

ターゲットはもちろんBtoBで、主な費用は先生の報酬やスタッフの給与なので販管費、つまりホームページ制作業と同じく売上原価がほとんどないため、売上に対して粗利益額の占める割合が高いということになります.

この形態もBtoBで、集客方法としてはHPへのコンテンツ投入が向いているという判断になります。

次に同じBtoBでも製造業を見てみましょう。

B to B 製造業

製造業の場合は材料仕入や工場のスタッフなどが売上原価に入るため粗利益の額はサービス業に比べて小さくなります。

粗利額は小さくなりますが、ビジネスのターゲットとしては組織寄りで、Webでの集客方法はHPへのコンテンツ投入が向いているという判断になります。

次の図はBtoCの飲食店がどこに位置するかを記載したものになります。

B to C サロン・学習塾

BtoBの中でも比較的1件当たりの受注粗利額の大きいサロンや学習塾においては、ちょうどコンテンツ集客とSNS集客の中間くらいと考えています。

一般消費者に近いところでのビジネスになりますが、口コミが発生しやすいビジネスはSNS集客が中心になるでしょうし、口コミが発生しにくいビジネスはHPへのコンテンツ集客が中心になってくるはずです。

ケースバイケースで、あなたのビジネスがどちらに向いているかを検討していきましょう。

B to C 飲食業

BtoCのビジネスの場合は赤色のエリアです。一般消費者向けの商品・サービスはSNSが向いていると判断することになります。

ただし、飲食店でも粗利益が高い店舗を経営している場合は、集客の手段としてコンテンツを活用することも視野に入ってくるという流れになります。

また、大規模に店舗を展開しているチェーン店なども、SNSに加えてコンテンツを作っていくことも視野に入れると良いという判断ができます。

次に同じくBtoCの小売店を考えてみます。

B to C 小売業

小売業の場合、仕入原価が販売価格の多くを占めるため、費用のかかるコンテンツ集客には向いていないという判断ができます。

そのためどちらかいうと個人寄りの、SNSを活用したWeb集客が向いているという判断になります。

最後にCtoCですが、こちらは一般消費者間の取引ということで、ヤフオクやメルカリなどでの取引を考えていただくとイメージしやすいのではないかと思います。

C to C プラットフォームでの販売等

一般的に粗利益額が低い取引が想定されますので、仮にWebでの集客を考えていく場合は、多くの場合でプラットフォームを介した集客になります。

まとめ

いくつかの事例を見てきましたように、ご自身のビジネスかBtoBがBtoCかCtoCによって、Web集客はコンテンツメインかSNSメインかでざっくり分けられるということが分かっていただけたと思います。

費用対効果の面からビジネスにおいてどの形が向いているかは個々の事業者様によって変わってきます。
そのため、今回の図はあくまでもご参考程度に留めていただき、試行錯誤しながらあなたの事業に向いているWeb集客を実現していていただきたいと考えています。

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山口 敦
山口 敦
2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら

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