こんにちは、ウェブロードの山口です。
テレビのニュースなどでもAIについて報じられる機会が増え、自分たちの会社もAIを使わなければいけないのではないか、と考えておられる方も多いと思います。
そんな中、他の会社はどれくらい生成AIを業務に活用しているのだろうかと気になることはありませんか?

弊社の場合はGoogleのGeminiとChatGPTとClaudeの3種類を法人契約の有料版で活用しています。
法人向けの有料プランでは、入力データの取り扱いや管理機能が整えられている場合が多いため、業務で利用する際は契約内容を確認した上で法人向けプランを選んでいます。
Claudeは、文章作成の補助やメール下書き作成等の文書利用やサイトのコードのエラーチェック。
Claude Codeは自動処理作業やルーティン作業の自動化。
ChatGPTは画像生成とClaudeと同じような使い方。
Geminiは、デザインイメージ生成やスライド資料の生成、画像や動画や大きいデータの処理関係で主に利用しています。
次に、生成AIについて、大同生命が興味深い調査報告をしていましたのでご紹介いたします。
https://www.daido-life.co.jp/knowledge/survey/202601.html
前提として、従業員5人以下の企業が約半数を占めているため、特に小規模企業の実態が比較的強く反映された調査になっています。
2026年1月度レポートなので、それから8ヶ月経過した今、もう少し利用が進んでいると思われます。
AIを活用していない企業は62%

生成AIについて、「活用したことがない」と「過去に活用していたが、現在は活用していない」を合わせると、活用していない企業は62%です。
結構多いなという印象です。
反対に、生成AIを業務に取り入れている企業は38%程度です。
その内訳は、日常的な活用が13%、試験的な活用が18%、利用頻度が少ない企業が8%となっています。
今回の調査対象には小規模企業が多く含まれているため、小規模企業において、生成AIの活用がまだ十分に定着していない可能性がうかがえます。
ただ、これは「生成AIが普及していない」というより、「試している企業は増えているものの、日常業務に定着していない」という見方ができると思います。
生成AIの利用目的は文書作成が中心

生成AIを業務に活用している企業では、利用業務に大きな偏りがあります。
文書・資料作成・・・71%
データ分析・・・35%
議事録作成・・・25%
動画・イラスト作成・・・25%
企画などの発案・・・22%
顧客対応・・・16%
最も多いのは、文書や資料の作成です。
生成AIで業務全体を変えるのではなく、文章作成、メール作成、議事録、社内マニュアル作成など、比較的試しやすい業務から活用されていると考えられます。
ホームページ制作や運営では、次のような活用が考えられます。
会社ブログの構成案作成、お問い合わせへの返信文の下書き、既存ページの書き換え、社員インタビュー記事の質問案作成、営業資料のたたき台作成などです。
もちろん専門的な内容や事実確認が必要な内容、社内のノウハウを含む内容については、情報管理に注意した上で、人が内容を確認することが前提です。
なお、顧客情報、個人情報、社外秘の資料などを入力する場合は、利用するサービスの契約内容や社内ルールを必ず確認する必要があります。
導入できない最大の理由は「ノウハウ不足」
生成AIの課題について、「検討中」または「必要だができていない」企業では、次のようなものがあります。
「詳しい人材がいない」
「ノウハウがない」
「どの業務に活用できるか分からない」
「情報漏えいやセキュリティが心配」
「生成AIの品質や正確性に不安がある」
特に、すでに導入している企業と比べると、導入前の企業では「人材不足」「ノウハウ不足」「活用業務が分からない」という課題が大きくなっています。

ここから分かるのは、企業が求めているのは単なる「AIツールの紹介」ではなく「自社の業務のどこに、どのように使えばよいか」という具体的な案内が必要だということです。
毎回似た内容を作成するメールや案内文、議事録の整理、見積書や提案書の文章作成、ホームページの記事作成、求人原稿、社内マニュアルの作成などです。
「担当者によって時間や品質に差が出やすい業務」や「白紙の状態から文章を作成する業務」は、生成AIを活用しやすい分野です。
まずは、自社で「時間がかかる仕事」「面倒に感じる仕事」「毎回同じような作業」を洗い出し、その中からAIに下書きや整理を任せられる業務を選ぶと活用を始めやすくなるはずです。
編集後記

YouTubeでも生成AIの活用に関する情報はたくさんアップされていますが、レベルの高い内容であったり、業種が違って自社での活用が難しそうだったり、これだと思うものはなかなか見つからなかったりします。
やはり導入していくためには、顧客情報や社外秘の情報を含まない公開情報を使い、まずは無料版で試して、どのようなことができそうか、ご自身の目で見て触って実際に成果物を確認していくというプロセスが必要なのではないかと思います。
パソコン業務ではもはや不可欠なツールになっていますので、経営者の方自らが積極的に活用を検討していきたいところです。
このメルマガも、まず僕が音声入力で話し言葉のまま原稿を書き、その後、生成AIに全文を読み込ませて、不自然な表現の指摘や情報の補足をしてもらっています。
そうして整えたものを、完成版として配信しています。
投稿者プロフィール

- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界20年の知識と経験を生かして、自治体案件等の大型案件のWebディレクターや中小企業・個人事業主へのWeb全般のアドバイザー、SEO/AIOのコンサルタントとしても活動中。 プロフィールはこちら
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