既存サイトのHTMLのWordPress化、
AI時代の一番オススメの方法は?

2026年10月現在、
WordPressは世界中のウェブサイトの
40%以上で使われています。

自分のサイトもWordPressで運営したい!でも載せ替えは大変そう…AIで楽になる?

WordPressなら、決済も、会員制サイトも、在庫検索サイトも、請求書や領収書の発行システムも、どのようなサイトシステムも、プラグインを付けるだけで実現できます。さらに今は、文章の整形・HTMLの変換・データの整理といった「面倒な載せ替え作業」を生成AIが大幅に時短してくれます。
→ WordPress制作がどれくらいの費用になるか知りたい方はこちら
自分のホームページもWordPressにしたい!そのように思っておられる事業者様に向けて、どのようにすれば現ホームページをWordPressに変換することができるのか?そして、生成AIをどう活用すれば最短・低コストで進められるのか?をこの記事ではお話しして参ります。
ちなみにWordPressでどのようなサイトが作れるかという動画(下記)も公開しておりますので、WordPressの実力を知るためにも、ぜひご視聴いただければ幸いです。

HTMLで運営していたサイトをWordPress化するときに、最も簡単で早いやり方は、受け皿となるWordPressをサーバーに設定し、好きなテーマを選択し、そのテーマに合わせて全体のデザインを調整していく方法です。
この場合、従来運営していた既存サイトと全く同じサイトにはなりませんが、WordPressのメリットを生かすにはこの方法がベストです。そしてAI時代の今、この方法に「生成AIによる載せ替え作業の自動化・時短」を組み合わせるのが、最もコストパフォーマンスの高い進め方です。

なぜなら、WordPressを使う一番のメリットは、修正したいところが知識がなくても簡単に修正できるところですので、管理画面から使いやすいテーマを選んで、そのテーマの中でHTMLをWordPressに載せ替えるという方法が良いのです。
この方法が、最も作業負担が少なくなり、かつサーバーやPHPの知識なども必要としないため、多くの方にお勧めできる方法だと考えています。
生成AIで変わった
「HTMLのWordPress化」
以前は、HTMLサイトの載せ替えといえば「コピー&ペーストの繰り返し」「不要なタグの手作業での削除」「データの手入力」といった、地道で時間のかかる作業が中心でした。
現在は、ChatGPT・Claude・Geminiなどの生成AIにHTMLや文章を渡すだけで、WordPressのブロックエディタにそのまま貼り付けられる形に変換してもらうことができます。
■AIが得意な載せ替え作業
| 作業 | AIの活用方法 | 時短効果 |
|---|---|---|
| HTMLのブロック化 | 既存ページのHTMLをAIに渡し、ブロックエディタの「コードエディター」に貼り付けられる形式へ変換 | ★★★ |
| 不要タグの整理 | 古いHTMLに残ったfontタグ・テーブルレイアウト・インラインスタイルなどを取り除いて整形 | ★★★ |
| 画像のalt・キャプション作成 | 画像の内容や周辺の文章から、SEOとアクセシビリティを意識したalt属性案を作成 | ★★☆ |
| 商品・在庫データの整理 | CSVの項目の揃え方、表記ゆれの統一、カスタムフィールド用の列設計を支援 | ★★★ |
| 旧URLと新URLの対応表 | 301リダイレクト用に、旧URL・新URLの対応表を作成し、漏れや重複をチェック | ★★☆ |
| 文章のリライト・見出し整理 | 古くなった情報の洗い出し、読みやすい見出し構成への組み替え、SEOを意識したタイトル案 | ★★☆ |
■AIを使った載せ替えの基本の流れ
- 1. テーマを決めて、WordPressを準備
- サーバーにWordPressを設定し、Lightningなどのテーマを選んで有効化します。ここは人が決める部分です。
- 2. 既存サイトのページを洗い出す
- ページ一覧とURLを整理します。不要なページは載せ替えず、この機会に思い切って整理しましょう。
- 3. AIに変換を依頼
- ページ内容をAIに渡し、ブロックエディタ用のコードへ変換してもらいます。(下記のプロンプト例をご参照ください)
- 4. コードエディターに貼り付けて確認
- 固定ページ・投稿ページの「コードエディター」に貼り付け、ビジュアルエディターに戻して表示と内容を人の目で確認します。
- 5. 301リダイレクト設定・公開前チェック
- 旧URLから新URLへの転送、リンク切れ、スマホ表示、フォームの動作などを確認して公開します。
■AIへの依頼(プロンプト)例
下記のように、「出力形式」と「守ってほしいルール」を具体的に伝えるのがコツです。文章の内容を勝手に変えないよう、必ず指示しておきましょう。
以下の既存HTMLの内容を、WordPressのブロックエディタの「コードエディター」に貼り付けるだけで使える形式(ブロックコメント付きのHTML)に変換してください。
【ルール】
・文章の内容・意味は変更しない
・見出し、段落、リスト、画像、表は、WordPress標準のブロックで構成する
・fontタグ、テーブルレイアウト、不要なインラインスタイルは取り除く
・画像のalt属性は、内容がわかる簡潔な文章にする
・リンクのURLはそのまま維持する
【既存HTML】 (ここにHTMLを貼り付け)

使用しているテーマ専用のブロック(LightningのVK Blocksなど)に対応した形式で出力してもらうこともできます。その場合は、サンプルとなるコードを1つAIに見せておくと、仕上がりが安定します。
既存の運営にこだわらないこと
多くの方が既存のHTMLサイトをできるだけそのままの形で運用したいとお考えだと思いますが、WordPressを使うと決めたなら、WordPressで用意されている「テーマ」の中で運営することがスマートです。

無理に今までのHTMLサイトのデザインを維持させようとするのではなく、WordPressのテーマにデザインを合わせるようにしますと、システムアップデートの影響をほとんど受けなくなり、長期的にはストレスのない運営が実現できます。
もちろん、HTMLサイトと新たなWordPressサイトをほぼ同じ状態にすることも可能なのですが、そのためにはHTMLのサイトからWordPressのテーマを自作しなければならなくなります。
AIがテーマを書いてくれる時代でも、自作はおすすめしません
最近は、AIにPHPやテーマのコードを書いてもらうことも可能になりました。しかし、セキュリティ・表示崩れ・WordPress本体のアップデートへの追従など、作った後の保守を担う人が必要になります。Webが専門でない方には、引き続きおすすめできませんので、この方法は考えないでおくことをお勧めいたします。
テーマの自作というのは、テーマの中に入っている「index.php」「archive.php」などのテンプレートを自分で作っていくということです。


知識のある方が作成するのには問題ありませんが、PHPの知識がない方はここを触らないようにテーマのデフォルト状態で使うことがおすすめです。AIは、テーマの中身ではなく「ブロックエディタで入れるコンテンツ」の作成に使うのが安全で効果的です。
WordPressにすると
スマホ対応できる
およそ2014年頃以前に作られたサイトでは、まだまだレスポンシブ対応がされていない、つまりスマホで見てもパソコンと同じサイトが見えてしまう状態になっていますので、WordPressに載せ替えるというのは、スマホ対応も一気にできてしまうというメリットがあります。
現在、ユーザーがウェブサイトを閲覧する端末としては、スマートフォンやタブレットがパソコンに変わって圧倒的に多くなっています。
スマホでどう見えるかが気になる場合は、最近のWordPressのテーマを選べばほぼ全てのテーマでレスポンシブ対応がなされていますので心配無用です。
テーマを選ぶ前に、そのテーマのデモサイトなどをあなたのスマートフォンで確認し、自分のコンテンツがそのデモサイトのコンテンツと置き換わった際にどのように見えるかをイメージしてみると良いでしょう。
また、検索エンジンはスマホ版のページを基準に評価する流れが定着しています。さらに近年は、AIによる検索(AI検索)にも内容を正しく読み取ってもらいやすい、見出し構造の整ったシンプルなページが重要になっています。WordPressのテーマとブロックエディタを使えば、その土台が自然に整います。

全体でデザインが決まれば、次に個別ページをどう移行していくかになります。

これについては、どれだけのページを持っているかと商品や在庫の登録型のサイト(ページが商品追加により自動生成されるサイト)であるかどうかによって異なります。
では、具体的にどのようにしてWordPressへの載せ替えを行っていくのか、AIの活用ポイントとあわせて見てまいりましょう。
WordPressへの載せ替え方法
1.合計100ページくらいまでのサイトの場合
HTMLサイトが、合計100ページくらいまでであれば、AIで変換しながら、1ページずつ丁寧にWordPressの投稿ページや固定ページに入れて行っても、それほど手間がかかりません。

従来はテキストをコピーペーストして投稿ページや固定ページに投入していましたが、今はページのHTMLをAIに渡してブロックエディタ用のコードに変換し、「コードエディター」に貼り付けるだけで、見出しや段落、リストが整った状態のページが出来上がります。
エクスポートやインポートツールなど細かいことを考えるのは不要です。
写真や画像、図表などは適時WordPressの管理画面から挿入し、人の目で確認しながら投稿と固定ページを作りこんでいきましょう。

こちらの動画も併せてご確認ください!
2.商品や在庫の登録型のサイトの場合
この場合は、おそらく買取販売サイトなどのように商品を登録して1商品ずつページが自動生成されるような仕組みを使っています。
登録データのエクスポートと新しいWordPressサイトへの登録データのインポートを行うことで、作業効率がぐっと上がります。

一旦エクセルなどに落として、全ての商品登録データを修正し、その後正しいデータに直した後で、新サイトに一気にインポートしてページ生成させるというやり方が一番早いです。
このデータ修正の工程こそ、AIが最も力を発揮する場面です。表記ゆれの統一(全角・半角、単位、メーカー名の表記など)、空欄の洗い出し、項目の分割・結合、商品説明文の下書きなどを、AIに指示して一気に進めることができます。
データがHTMLサイトからエクスポートできていれば、プラグインを使ってWordPressにインポートできる場合もあります。
データの形式上、WordPressの既存のプラグインではうまくいかない場合は、プログラマー(あるいはAIの支援を受けた開発者)に個別にインポートツールを作ってもらえばそれで問題なく解決できる場合が多いです。
WordPressでは商品登録型のサイトを作る時には「カスタムフィールド」という機能を使います。
■カスタムフィールドとは?
下記の記事もCheck!
- カスタムフィールドの簡単な作り方をご紹介!
- ホームページの入力作業を効率化!!ワードプレスカスタムフィールド
- Custom Post Type UIとAdvanced Custom Fieldsを使ったカスタム投稿の作成方法
HTMLサイトからエクスポートした商品データベースをインポートさせる前に、先にデータの項目をWordPress側で用意しておかなければなりません。
その時にHTMLサイトではなかった項目を新しく追加したり、いらなくなった項目を削除したりなども、エクセルなどで作ったデータベース上で修正していくことで、新しいWordPressサイトがいざ稼働した時に、カスタムフィールドを使った商品ページが表示されることになります。
インポートするデータが作れれば、CSVファイルなどで下記のプラグインなどを使えば一括してインポートできます。
無料でカスタムフィールドにデータをインポートしたり、エクスポートをおこなったりできるプラグインです。
プラグインの使用方法は、下記の記事でもご確認いただけます。
3.手作業が困難なほどページ数が多い場合
100ページ程度でしたらAIを使った載せ替えはそれほど労力がかからないのですが、数百ページともなってくると何らかのシステム的な方法で移し替えをしなければなりません。
手作業で1ページずつ変換していくのは現実的ではありません。
その場合、WordPressには「HTMLimport2」というプラグインがあって、このプラグインを使えば、HTMLサイトのページデータをWordPressの投稿ページへ一気に移すことができます。
ただしこのプラグインは、長期間バージョンアップがされていない古いプラグインです。
同じ機能を持つ最新のプラグインが見当たりませんので、当面はこれを使うか、AIの支援を受けた開発者に、サイトの構造に合わせた移行用のスクリプトを作成してもらう方法も選択肢になります。

お使いの際には、お使いのWordPressのバージョンで動作するか、他に使ってトラブルが出た人がいないかなどの情報を、検索して調べて確認してからお使いになることをおすすめします。
一時的に使うだけでしたら特に問題はないかと思いますが、本番サイトに入れる前に、必ずテスト環境で試してください。

プラグインを使うと一律機械的にデータを移行しますので、移行前のHTML側で統一された法則に従った記述をしていない場合は、HTMLのソースがWordPressに移っても個別ページごとに見ると、様々な不要なタグが取り切れず、付いたままになっています。
余計なタグが付いていない記事で新たに運営していきたい場合は、不要なタグを削除していく必要があります。従来はこれが一番の悩みどころでしたが、今はAIに「不要なタグを除去して、WordPressのブロック形式に整形して」と依頼することで、重要なページから順に効率よくきれいな状態に整えていくことができます。
AIを使うときの注意点
AIは非常に便利ですが、万能ではありません。載せ替えで失敗しないために、次の点には十分ご注意ください。
載せ替え時にAIを使うときのチェックポイント
- 内容の最終確認は必ず人が行う:AIは、数値・日付・固有名詞・価格などを誤って書き換えてしまうことがあります。元の文章と見比べて確認しましょう。
- 個人情報・機密情報は入力しない:お客様の個人情報や社外秘の情報は、AIに入力しないようにしましょう。
- URLの変更には301リダイレクトを設定:URLが変わる場合は、旧URLから新URLへの転送を設定し、これまでの検索順位や評価を引き継ぎます。
- 古い情報はそのまま載せない:載せ替えは情報を見直す絶好の機会です。古くなった情報は、最新の内容に更新しましょう。
- テスト環境で確認してから公開:表示崩れ、リンク切れ、フォームの動作、スマホ表示を確認してから公開しましょう。
まとめ
HTMLをWP化するということは、ここまで書いてきた方法ではデザインリニューアルに近いかもしれません。
WordPressのどのテーマを選ぶのかということが肝になってきます。そして、載せ替え作業はAIを活用して大幅に時短するのが、今のスタンダードです。
上記の記事も参考にしていただきながら、最適なテーマを見つけ、WordPressやテーマを極力カスタマイズしないようにし、不具合やトラブルの少ない運営を目指すのが最もWordPressを活用できる方法です。
将来のバージョンアップにも不安が最小限になります。

もしあなたのサイトが標準的なコーポレートサイトであれば、Lightningという無料テーマがありますので、そちらを使えば弊社の今ご覧いただいているウェブロードサイトのような感じのサイトが作れます。
Lightningでしたら、初期状態のテンプレートに写真や文章を載せていって、ブロックエディタを活用するだけで、ほぼカスタマイズなしで会社サイトを作ることができます。そこにAIによる文章整形・コード変換を組み合わせれば、これまで数日かかっていた載せ替え作業も、大幅に短縮できます。
弊社のYouTubeチャンネルではその「Lightning」のテーマを使ったWordPress作成講座を第1回から行なっておりますので、これからご自身でWordPressを作っていこうとお考えの方はぜひご参照いただけましたら幸いです。
第1回講座の記事 → 第1回WordPress作成講座の記事はこちら
Lightningテーマのデモサイトのご紹介

弊社で、Lightningテーマで作成をおこなったデモサイトをご紹介します!
■ ビジュアルデザインにこだわったデモサイト
シンプルなデザインで作成したデモサイトです。
「おしゃれで洗練された都会のコワーキングカフェ」というコンセプトで制作しています。
難しいカスタマイズなどはおこなわず、今後もサイトの運用がしやすいように意識しております。
詳しくは下記の記事でご紹介しています。
■ 検索・予約システムなどの機能体験型デモサイト
検索・予約・イベントカレンダーなどの様々な機能が体験できるデモサイトです。
アクティビティを体験できる複合施設をイメージしています。
ユーザー目線で操作をおこなっていただきながら、実際に様々な機能をお試しいただくことができます。
詳しくは下記の記事でご紹介しています。
■ カスタム投稿・カスタムフィールド・検索のデモサイト

カスタム投稿・カスタムフィールド・検索の3つの機能がついた物件情報サイトのデモサイトです。
求人・人材紹介業界、イベント業界、教育業界でも応用できる機能となります。
実際の運用では、CSVデータからインポートをおこなうイメージです。
詳しくは下記の記事でご紹介しています。
投稿者プロフィール

- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界20年の知識と経験を生かして、自治体案件等の大型案件のWebディレクターや中小企業・個人事業主へのWeb全般のアドバイザー、SEO/AIOのコンサルタントとしても活動中。 プロフィールはこちら
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