ホームページ制作会社の選び方は?

ホームページ制作会社の選び方は?

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今まさにホームページ制作会社を選ぼうとしている方は、何を基準に選ばれると良いでしょうか?ホームページ制作会社をお探しの方に向けて、私からのアドバイスをここから書いていきたいと思います。

ホームページ制作会社を選ぶ場合、まずはその会社のホームページをくまなくチェックしてみましょう。意外と多いのが、お客様には素晴らしいサイトを提供しているのに、自社のサイトが手入れできない場合です。

1.制作会社のHPデザインが古臭い場合

この場合はお客様に喜んでいただくために、特にビジュアルデザインを重視する会社である可能性が高いです。検索からキーワードで集客したいホームページでなくても良い場合は、ビジュアルデザインに徹底的にこだわっても問題ありません。

しかし、検索エンジンでキーワード検索をしてもらったユーザーに見つけてもらいたいホームページを制作したいとお考えの場合は、その制作会社が集客に関する知識やノウハウを持っているかを調べておく必要があります。これはいくつか集客に関する質問のお問い合わせてメールを投げて、返ってきた返事を見て判断すれば良いでしょう。

見た目のデザインを重視する場合 → お客様事例を見て判断する
検索キーワードからの集客を重視する場合 → その制作会社の情報発信量と質を見て判断する

2.会社経営年数で判断する

ホームページ制作は半年ほど勉強すれば誰でもサービスを提供できる時代になっています。そのためWeb制作事業を開始したけれども、1年や2年も持たずに廃業に追い込まれる会社も少なくはありません。実際に私も一年で廃業した制作会社の知人の例を知っています。

ホームページの運営というのはあなたが事業を継続している限り、半永久的にネット上に存在し、更新を継続していく営業の最前線のツールになります。そんな重要な営業拠点となるツールを、制作してもらった会社にしかわからないカスタマイズや作り方などがあれば、廃業されると非常に困ったことが起こります。

新たに別の会社に追加制作お願いすることが出てきた時などは、廃業した会社が内容を引き継いでくれなければ、引き継ぎ先の制作会社は、以前の制作会社がどのようなカスタマイズを行っていたかの調査をすることから作業が始まるため、無駄な費用が増えることになってしまいます。

最初に制作を依頼した会社があなたのホームページの構造を一番よく理解しているはずですので、その会社に潰れてもらっては困るのです。そういった倒産・廃業されるリスクを最小限に抑えるためにも、少なくとも5年以上は経営が続いているホームページ制作会社かどうかをチェックしてみてください。一旦制作をお願いした以上は、途中で廃業されると、発注したあなたも困ることになってしまうのです。

5年以上は経営が続いているホームページ制作会社かどうか

3.主婦もしくは会社員の副業の場合

クラウドワークスランサーズなどの受発注サービスもメジャーになってきており、とにかく安さを追求する場合はこういったサービスでホームページ制作を考える方もいらっしゃると思います。このようなクラウド型のサービスの中には、ホームページ制作を本業としてやっておらず、例えば元々制作会社で働いていて結婚後主婦業をしながらWebデザイナーとして活動している方や、IT会社に勤務しながらプログラミングやホームページ制作を平日夜間や土日副業としてこなしている会社員の方もいらっしゃいます。

事業者が本気でホームページから集客したいとお考えの場合は、少し失礼な表現になってしまいますが、本業ではなく片手間でホームページ制作業を行っている片への依頼は避けた方が無難です。本気でホームページから集客して行く場合は、ホームページには良くも悪くもしょっちゅう手を掛けなければなりませんし、手間のかかる作業が延々と続きます。そんな時に少し聞きたいことや修正作業を依頼しても、電話に出てくれなかったり、メールの返事が遅かったり、対応が週末だけといったようなことがあれば、あなたの事業運営に支障が出てくることは明らかです。

主婦SOHOの方や副業会社員の方にホームページ制作をお願いする場合は、下記の3つに当てはまる場合のみにしておくこと

・更新しないホームページの制作
・とにかく格安で作ることが第一
・検索からの集客は考えていない

4.最新情報の発信が活発かどうか

最新情報の発信をしていない会社は、お客様のサイトを作るだけで大変になっているか、情報収集に積極的でない会社である可能性が高いです。また、情報発信が少ないホームページ制作会社は、自らの集客対策に本腰を入れて取り組んでいない会社である可能性が高いです。

このような会社の場合は2パターンがあって、1つ目は地元の会社との繋がりや商工会など地元団体からの紹介などで仕事がバンバン入ってくる会社です。特に社長の営業力が非常に強いため、社長が引っ張ってきた案件に従業員がこなすだけで手一杯になっているような、そういう会社もあります。Webで集客対策を特にしなくても、お客様が安定して入ってくる人脈やつながりがありますので、集客対策を自らしていないように見えている会社です。 Web だけでは見えにくいですが非常に優秀な会社である場合が多いです。

2つ目は、情報発信をするためには常に新しい情報を収集していかなければなりません。そこに時間をかけることができない会社ということですので、人手が足りない場合も考えられますし、古い昔の情報のみで今のホームページ制作やSEOの集客手法をアップデートしていない会社である場合もあります。

ブログやYouTubeなどで新しい情報を積極的に発信している会社は自社にその情報を取り入れて、積極的にお客様のサイトにもその情報を活かしている可能性が高いのですが、このような情報発信が乏しい会社は、お客様のサイトに関しても、制作して引き渡すだけが仕事だと思っている可能性もあるので、その辺りにも注意して、お問い合わせフォームや電話での事前確認など、情報収集されてみてください。

最新情報の発信が活発な会社は、制作会社を選ぶ際に考慮に入れるべきHP制作会社

5.デザインで選ぶのは危険

ホームページは制作する時に「1」の力をかけるとすると、その後の運営では「100」の力をかけるくらいの労力が必要になっています。つまり、制作よりも運営の方が圧倒的に大変で、どのようなコンテンツで集客していくか、使い勝手の良い機能をどのようにして追加していくかなど、制作・納品後のHPを動かして行く時に、半永久的に人的労力がかかってきます。その「1」の力が必要となる制作の際に、ビジュアルデザインだけを見て、「この会社のホームページのデザインが良い!」と選ぶのは、非常に危険だと認識しておいて欲しいと思います。

制作会社の事例や、実際に制作してもらったホームページの確認は、多くの場合でパソコンの大きな画面で行いますが、あなたの商品・サービスのユーザーは、スマホの小さい画面でホームページを確認します。パソコンでどれだけ素晴らしいビジュアルデザインを制作し、そこにお金をかけたとしても、結局スマホではシンプルで見やすいホームページが好まれるという現状があるのです。

社長の一人よがりになることは避けてください。ホームページ制作の担当者が社長にはっきりとスマホで見た時に見やすければそがベストであると断言してあげてください。社長はパソコンでしかホームページを見ませんので、パソコンで見栄えがよければそれでOKの判断をするかもしれません。年齢で区切るのは大変失礼ですが、敢えて書くと、およそ40~50代以上の社長であれば、パソコンでのビジュアルデザインの見え方のみに非常にこだわる方も多くいらっしゃいます。

ホームページ制作会社を選ぶ前に、まずは社長の頭の中を、「ユーザーはスマホでホームページを見る」というところにシフトしていただきまして、スマホメインでビジュアルデザインのチェックを行い、それは自己満足ではなく使いやすいかどうかで判断すべき。というところも併せて、担当者であるあなたから社長へレクチャーをお願いいたします。

「ユーザーはスマホでホームページを見る」

ホームページ制作会社を選ぶ基準

ではここからは、実際に外注の候補に挙がったホームページ制作会社の中から、何を基準にどう選んでいけば良いかをお話ししていきます。前提としまして、小規模事業者・中小企業の、標準的な、ブログ機能を備えられたホームページ+お問い合わせフォームや予約フォームのある十ページ程度のコーポレートサイトとします。

1.デザインを重視するか集客を重視するか

ホームページ制作会社を選ぶ上で、まず意識していただきたいのは、デザイン重視の会社か集客に力を入れている会社かどうかです。ホームページ制作会社には大きく分けて2つのパターンがあるのです。

(パターン1)印刷会社やデザイン会社が母体のビジュアル面が得意なHP制作会社

デザインを源流とする会社の場合は、ぱっと見た感じでビジュアルが非常に良いので多くの方が惹きつけられます。デザインの良さというのは見た目に非常にわかりやすいのです。そのため、正直な話、見栄えのするデザインは制作会社側にとって一番高く売れるところなのです。

見た目のデザインが素晴らしければ、それだけでお客様は作ってもらったホームページの価値が高いと錯覚し、高額な制作費も受け入れやすくなるというのが制作会社側の狙いになります。綺麗なバナー画像をテンプレートにはめ込んで、それで100万円以上の制作費になるような場合、そのホームページは何のために作るのかという目的に立ち返って再検討することがお勧めです。

(パターン2)Web集客をメインで業績を伸ばしてきたHP制作会社

一方、Web集客や目的達成を最優先に掲げて制作する会社は、本来のホームページ制作のあり方に叶っています。近年は、テンプレートをベースにすれば、デザインはどこの制作会社も何ら遜色のない状態になっています。つまり、元々デザインが得意であった印刷会社やデザイン会社の優位性が崩れてきたとも言えます。

本来、ホームページを作る目的は、「新規の集客からの売上アップ」がほぼ全ての会社に共通の目的となるはずですので、あなたが外注を検討している制作会社が、Web集客でどこまで力になってくれるかどうか、どれくらいの経験値や実績があるかどうかの判断を、検討段階でしっかり精査することが求められます。

2.機能は最小限に絞り込む

制作会社はそもそもホームページを作ることが仕事で、作った成果物が売上となります。つまり、制作会社側としては、カスタムメイドする部分が多ければ多いほど、また、お客様のご要望に応じた機能を付ければ付けるほど、販売価格を高くすることが出来ます。そのため、発注側の「低コストで作りたい」という要望よりも、「機能性や満足度を充足させたい」という付加価値を重視する傾向にあります。

発注側でWebに関する知識やスキルを持っている場合、制作会社との打ち合わせにおいて、必要以上の機能はコスト削減やムダの排除の観点から事前に取り除くことが出来ます。しかし、発注側にWebに関する知識が乏しい場合は、どうしてもホームページ制作会社に必要と言われれば、言われるままに、結果的に使うことのないカスタマイズを受け入れて、コストアップとなることがあります。そういった不透明な部分を事前に排除するためにも、申し込み前に必ず、徹底的に余計な機能がないかどうか、シンプルに作ってくれるかどうか、粘り強く説明を求めましょう。

3.担当者のコミュニケーション力

中規模以上のWeb制作会社であれば、社長が直々に制作に関与することはなく、全て担当者ベースで制作が完了します。継続してその担当者が担当であれば運営も進めやすいのですが、中規模以上の制作会社の場合、担当者の変更もあり得る話です。その場合に引き継ぎがうまくされるかどうかはしっかりと確認しておかなければなりません。

一方、小規模制作会社の良いところは、基本的に担当者は代表者や社長となりますので、担当者の変更はなく、コミュニケーションも取りやすいメリットがあります。双方で意見交換がしやすいことも制作時には優先事項として挙げられますので、コミュニケーションの取りやすい会社が、成果の出るホームページの制作を進めていく上で非常に重要な要素となります。

しっかりとコミュニケーションを取りながら、自社の集客できるホームページを制作していきたい場合は、サービスを一律提供している大手の制作会社を選ぶべきではありません。たとえ価格が安かったったとしてもそもそも集客し売上につながるホームページにならなければ作らない方が良いというのがホームページの実際の姿なのです。

4.キーワード広告を使う会社がどうか

あなたがもしSEOでホームページの集客をお考えであれば、集客にWeb広告をバンバン使っているような会社は選ぶべきではありません。さまざまなキーワードの検索広告を大体的に展開し、そこから受注を取っているホームページ制作会社は、サービスも画一的で、いかに労力を最小にしてより多くの会社から注文を取るかに焦点が当てられています。サポート力も広告に書かれているほど満足できるものではなく、選ぶべきではありません。

広告には心地よい謳い文句が書かれていますが、実際のホームページ制作や集客の現場はやはり労力がかかり、非常に大変なもので、そういった広告の軽い言葉に惑わされないことです。キーワード広告費用をかけて受注を取っている制作会社は、本来の集客という目的を広告で達成できるWeb制作会社ということです。そのため、逆に申しますと、広告で受注を取っていくホームページを作る場合は、選択肢として考える必要があります。

5.シンプルな構造で制作してくれるかどうか?

シンプルな構造というのは、デザインでもあり、ソースでもあり、使い勝手でもあり、何にでも言えることです。現在のような高度に専門分野が細分化され、複雑化された時代では、シンプルに素人でも分かりやすく作っておくことは、後々の運用を考えた上では外せないところになります。

一方、ホームページ制作のプロからの提案は、なんとも魅力的で欲しいと思ってしまう魔力がありますが、それは制作時点のことであり、いざ運用が始まると、大金をかけたのに全くと言っていいほど活用できていない、そんな機能があったりします。徹底して頭に入れておいてほしいことは、必要になれば後からいくらでも欲しい機能は取り付けられるということです。特に資金面で、潤沢な投資ができるような会社以外は、最初は最低限の機能で制作を行うべきです。

社長が欲しいと言うだけで、1,2年で使えなくなるような機能に投資してはいけません。例えば初期費用であるホームページ制作費が100万円であれば、追加3万円程度なら安く感じますが、欲しいと思ったり、魅力的だと感じたりするのは、制作提案の時がピークだったということもよくあります。いざ運営を開始した際には、結局使えない機能に成り下がってしまう可能性もあるのです。

6.あなたの理想とする制作実績があるか?

検討している制作会社が、直感的にあなたのイメージと合っているかを調べるには、制作実績ページを見ると分かりやすいです。制作実績のページがあれば一覧を確認し、制作されたホームページのイメージや、サポートしている業界・業種・その他イメージに合っているようでしたら、お問い合わせをする価値があるといえます。

基本的にはホームページは事業継続していく限り運営していくことになりますので、できれば制作後もサポートしてくれる会社を選ぶことが大切です。サポートは、有償か無償か継続かスポットかにかかわらず、これはと思う制作会社の担当者に連絡を取り、納得のいく説明をもらえるよう質問を投げかけてみましょう。その段階でしっかりと話をしてくれて、納得のいく説明をしてくれる会社であれば、制作もサポートも期待できますし、そういったサポートを重視する制作会社を選ぶことが今後のサイト運営にも好影響を与えてくれることになります。

7-a.費用面で最適かどうかの検討をしているか?

あなたが外注先として選ぼうとしている制作会社は、最も費用対効果が良いと言えますか?知り合いの会社だから大丈夫ということで判断したりしていませんか?一度作ってしまうと、なかなかデザイン修正にはパワーが要るのがホームページです。大規模サイトになると、すべてのページの修正に数年掛かるということもざらにあります。

長期間の運営を前提に、制作時の費用だけでなく、将来の運営も頭においたトータル的な費用面で最適化出来ているかの検討を行いましょう。制作時の費用だけで比べることは重要な論点を逃すことになります。制作時に少々費用が掛かっても、将来的な運営面で低コスト化を実現しやすい作りにしてくれる会社もありますし、制作だけしかお付き合いがないなら、取れる時に出来るだけたくさん取っておこうと考える制作会社が多いのも事実です。費用面での最適化は、制作だけでなく、運用も見据えた上で判断するべき重要項目です。

7-b.リース契約という費用分割のマジック

ホームページ制作時の初期費用において、30万円で制作できる会社もあれば、3万円x5年間で総額180万円を超えるリース契約で制作する会社もあります。制作費30万円と制作費180万円を比べれば、もちろん180万円のホームページの方がデザイン的にも機能的にも良いものは出来るのですが、ホームページはその性格上、Web上で2年も経てば陳腐化してきます。

リース契約の月々3万円は制作費の分割後払いなので、それで運営費用が賄えるわけではありません。そこを勘違いしないようにしなければなりません。リース契約で制作したホームページを使って、月々の運営やSEO・集客対策を施して行く場合には、リース契約の支払額に上乗せで運営費用がかかるということを忘れてはならないのです。経営者としてビジネスをされている方は、この辺りのことはこれ以上書かなくても十分に想像していただけると思います。

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山口 敦

代表取締役株式会社ウェブロード
1974年大阪生まれ。プロフィールはこちら。 (HP活用方法の動画一覧→Youtubeチャンネル) 経営理念「育て拡げるお手伝い」の下、IT活用に活路を見出す個人・中小企業のWebサポートを積極的に展開している。 西宮商工会議所青年部2018年度広報委員長、尼崎商工会議所会員。

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