外注Web制作会社の選び方は?

外注Web制作会社の選び方は?

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このページでは制作外注を検討されている際に、考えておくと良いポイントを列記いたします。前提としまして、小規模事業者・中小企業の、標準的な、ブログ機能を備えられたホームページ+お問い合わせフォームや予約フォームのある数十ページ程度のコーポレートサイトとします。

1.デザインを重視するか集客を重視するか

制作会社を選ぶ上で、まず意識していただきたいのは、デザイン重視の会社か集客に力を入れている会社かどうかです。ホームページ制作会社には大きく分けて2つのパターンがあるのです。

(パターン1)印刷会社やデザイン会社が母体となった、ビジュアル面が得意なホームページ制作会社

デザインを源流とする会社の場合は、ぱっと見た感じでビジュアルが非常に良いので多くの方が惹きつけられます。デザインの良さというのは見た目に非常にわかりやすいのです。そのため、正直な話、見栄えのするデザインは制作会社側にとって一番高く売れるところなのです。

見た目のデザインが素晴らしければ、それだけでお客様は作ってもらったホームページの価値が高いと錯覚し、高額な制作費も受け入れやすくなるというのが制作会社側の狙いになります。綺麗なバナー画像をテンプレートにはめ込んで、それで100万円以上の制作費になるような場合、そのホームページは何のために作るのかという目的に立ち返って再検討することがお勧めです。

(パターン2)主にWeb集客をメインで業績を伸ばしてきた、アフィリエイト源流とする制作会社

一方、Web集客や目的達成を最優先に掲げて制作する会社は、本来のホームページ制作のあり方に叶っています。近年は、テンプレートをベースにすれば、デザインはどこの制作会社も何ら遜色のない状態になっています。つまり、元々デザインが得意であった印刷会社やデザイン会社の優位性が崩れてきたとも言えます。

本来、ホームページを作る目的は、「新規の集客からの売上アップ」がほぼ全ての会社に共通の目的となるはずですので、あなたが外注を検討している制作会社が、Web集客でどこまで力になってくれるかどうか、どれくらいの経験値や実績があるかどうかの判断を、検討段階でしっかり精査することが求められます。

2.機能は最小限に絞り込みましょう

制作会社はそもそもホームページを作ることが仕事で、作った成果物が売上となります。つまり、制作会社側としては、カスタムメイドする部分が多ければ多いほど、また、お客様のご要望に応じた機能を付ければ付けるほど、販売価格を高くすることが出来ます。そのため、発注側の「低コストで作りたい」という要望よりも、「機能性や満足度を充足させたい」という付加価値を重視する傾向にあります。

発注側でWebに関する知識やスキルを持っている場合、制作会社との打ち合わせにおいて、必要以上の機能はコスト削減やムダの排除の観点から事前に取り除くことが出来ます。しかし、発注側にWebに関する知識が乏しい場合は、どうしてもホームページ制作会社に必要と言われれば、言われるままに、結果的に使うことのないカスタマイズを受け入れて、コストアップとなることがあります。そういった不透明な部分を事前に排除するためにも、申し込み前に必ず、徹底的に余計な機能がないかどうか、シンプルに作ってくれるかどうか、粘り強く説明を求めましょう。

3.担当者のコミュニケーション力

中規模以上のWeb制作会社であれば、社長が直々に制作に関与することはなく、全て担当者ベースで制作が完了します。継続してその担当者が担当であれば運営も進めやすいのですが、中規模以上の制作会社の場合、担当者の変更もあり得る話です。その場合に引き継ぎがうまくされるかどうかはしっかりと確認しておかなければなりません。

一方、小規模制作会社の良いところは、基本的に担当者は代表者や社長となりますので、担当者の変更はなく、コミュニケーションも取りやすいメリットがあります。双方で意見交換がしやすいことも制作時には優先事項として挙げられますので、コミュニケーションの取りやすい会社が、成果の出るホームページの制作を進めていく上で非常に重要な要素となります。

しっかりとコミュニケーションを取りながら、自社の集客できるホームページを制作していきたい場合は、サービスを一律提供している大手の制作会社を選ぶべきではありません。たとえ価格が安かったったとしてもそもそも集客し売上につながるホームページにならなければ作らない方が良いというのがホームページの実際の姿なのです。

4.キーワード広告を使う会社がどうか

あなたがもしSEOでホームページの集客をお考えであれば、集客にWeb広告をバンバン使っているような会社は選ぶべきではありません。さまざまなキーワードの検索広告を大体的に展開し、そこから受注を取っているホームページ制作会社は、サービスも画一的で、いかに労力を最小にしてより多くの会社から注文を取るかに焦点が当てられています。サポート力も広告に書かれているほど満足できるものではなく、選ぶべきではありません。

広告には心地よい謳い文句が書かれていますが、実際のホームページ制作や集客の現場はやはり労力がかかり、非常に大変なもので、そういった広告の軽い言葉に惑わされないことです。キーワード広告費用をかけて受注を取っている制作会社は、本来の集客という目的を広告で達成できるWeb制作会社ということです。そのため、逆に申しますと、広告で受注を取っていくホームページを作る場合は、選択肢として考える必要があります。

5.シンプルな構造で制作してくれるかどうか?

シンプルな構造というのは、デザインでもあり、ソースでもあり、使い勝手でもあり、何にでも言えることです。現在のような高度に専門分野が細分化され、複雑化された時代では、シンプルに素人でも分かりやすく作っておくことは、後々の運用を考えた上では外せないところになります。

一方、ホームページ制作のプロからの提案は、なんとも魅力的で欲しいと思ってしまう魔力がありますが、それは制作時点のことであり、いざ運用が始まると、大金をかけたのに全くと言っていいほど活用できていない、そんな機能があったりします。徹底して頭に入れておいてほしいことは、必要になれば後からいくらでも欲しい機能は取り付けられるということです。特に資金面で、潤沢な投資ができるような会社以外は、最初は最低限の機能で制作を行うべきです。

社長が欲しいと言うだけで、1,2年で使えなくなるような機能に投資してはいけません。例えば初期費用であるホームページ制作費が100万円であれば、追加3万円程度なら安く感じますが、欲しいと思ったり、魅力的だと感じたりするのは、制作提案の時がピークだったということもよくあります。いざ運営を開始した際には、結局使えない機能に成り下がってしまう可能性もあるのです。

6.あなたの理想とする制作実績があるか?

検討している制作会社が、直感的にあなたのイメージと合っているかを調べるには、制作実績ページを見ると分かりやすいです。制作実績のページがあれば一覧を確認し、制作されたホームページのイメージや、サポートしている業界・業種・その他イメージに合っているようでしたら、お問い合わせをする価値があるといえます。

基本的にはホームページは事業継続していく限り運営していくことになりますので、できれば制作後もサポートしてくれる会社を選ぶことが大切です。サポートは、有償か無償か継続かスポットかにかかわらず、これはと思う制作会社の担当者に連絡を取り、納得のいく説明をもらえるよう質問を投げかけてみましょう。その段階でしっかりと話をしてくれて、納得のいく説明をしてくれる会社であれば、制作もサポートも期待できますし、そういったサポートを重視する制作会社を選ぶことが今後のサイト運営にも好影響を与えてくれることになります。

7.費用面で最適かどうかの検討をしているか?

あなたが外注先として選ぼうとしている制作会社は、最も費用対効果が良いと言えますか?知り合いの会社だから大丈夫ということで判断したりしていませんか?一度作ってしまうと、なかなかデザイン修正にはパワーが要るのがホームページです。大規模サイトになると、すべてのページの修正に数年掛かるということもざらにあります。

長期間の運営を前提に、制作時の費用だけでなく、将来の運営も頭においたトータル的な費用面で最適化出来ているかの検討を行いましょう。制作時の費用だけで比べることは重要な論点を逃すことになります。制作時に少々費用が掛かっても、将来的な運営面で低コスト化を実現しやすい作りにしてくれる会社もありますし、制作だけしかお付き合いがないなら、取れる時に出来るだけたくさん取っておこうと考える制作会社が多いのも事実です。費用面での最適化は、制作だけでなく、運用も見据えた上で判断するべき重要項目です。

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山口 敦

代表取締役株式会社ウェブロード
1974年大阪生まれ。プロフィールはこちら。経営理念「対話をカタチに変え、Webの価値を高め続ける」の下、IT活用に積極的な個人・中小企業のWebサポートを積極的に展開している。西宮商工会議所青年部2018年度広報委員長、尼崎商工会議所会員。

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