【初めての方向け】通販サイトの作り方

ネットショップを制作する際に考えたいこと

初めての方向けの通販サイトの作り方ということで、まずはYouTube内で、ASPを使って作る方法や、WordPressのプラグインで作る方法をご紹介しております。動画の中で言及しておりますが、初めての通販サイトであれば一からの制作は避けた方が無難です。

すでにWordPressサイトを運営されていて、まずは簡単にネットショップを作っていきたい場合は、お問い合わせフォームを購入フォームとして利用する方法があります。動画ではそのやり方もご紹介しております。

この方法は、顧客管理や在庫管理は別途Excelなどで管理する必要はありますが、手間や費用をかけずに、既存のホームページの枠組みの中で人員も増やさずにネットショップを始めるには、最適な方法ではないかと考えておりますので、関心のある方は下記2本の動画をご覧ください。

WordPressで作ってしまえば実はクレジットカードなどの決済手段も自社管理で実装できます。
もちろん上記の映像でお話しさせて頂いておりますように、お問い合わせフォームから銀行振込や代引などの形で販売するということも可能です。

とにかくWordPressでのネットショップ作成は、色々な方法があります。すでにWordPressで会社サイトを作っておられる方は、下記のように、StripePaymentというクレジット決済もサイト内に導入できます。その導入部分の動画が下記の映像になります。

一般的な物販でクレジット決済のみではなく代引きや銀行振り込みやコンビニ決済も利用したいとお考えの場合は日本の決済代行サービス会社を考えることが良さそうです。

またWordPressでショッピングサイトを制作していこうとお考えの方はこちらでウェルカートを使ってサイトを作ってショッピングサイトを運営していく動画を作成しておりますのでこちらもご参考いただければと思います。

【最重要項目】独自ドメインで開始すること

成果を出すためにネット通販を始める方で一番重要なのが独自ドメインで運営を開始するという部分です。

BASEなどのように無料で制作運営ができるサービスはありますが、売上を上げていくというのが目標でしたら必ず有料プランにして独自ドメインでの運用を最初から行いましょう。

ドメインは自社のネットショップのブランドにもつながりますし、検索結果で表示されるかどうかについても大きな違いが出てきます。

例えば多くのユーザーに好まれているASP型は、カート機能や商品登録、決済機能など通販サイトに必要な機能が全て一通りそろっています。通販サイトではこういったASPを利用するのが初心者にはオススメです。世界中で使われている「Shopify」(ショッピファイ)も日本で使う方が増えてきています。

世界的にみても、WordPressが現在、世界第1位のCMSであることに変わりはないのですが、2位にネットショップ構築サービスのShopifyが来ていることも注目に値します。

動画でもお話しさせて頂いておりますが、月の売上が30万円~50万円以上を目標とされている場合は、BASEの場合、初期費用や月額費用が無料の代わりに、売上に係る手数料が高くなってきますので、別のASPをお考えになられることが良いと思います。月の売上が30万円未満の場合でASPをお考えの場合は、BASEが最善の選択肢になりそうです。

基本的には販売サイトと集客サイトは分けることが前提で、SEOで集客しているためには集客用にメディアサイトを作っていくことになるのですが、販売サイトのみで集客も完結させる場合にできる対策も下記からお伝えしておきます。

テキスト情報もしっかり入れる

テキストというのは、ホームページ上でマウスをドラッグすると選択できる文字の部分のことです。つまり、画像に書かれた文章はテキストではなく画像ということになります。

数多くの通販サイトを見てきて言えることは、現在の検索の仕組み上、テキストが多く書かれている方が検索結果に出てきやすいということです。

通販サイトで一番文章を書けるところというのは商品説明になります。オリジナルの商品を販売している場合できるだけ詳しい商品説明をテキストで書いておく必要があります。

もちろん写真をたくさん入れ、商品の動画も商品ページに入れておくことがベストですが、さらに動画で話している内容などの文章をテキストにして同じページに掲載しておくということです。

これによりキーワードの検索で少しでも多く引っかかる可能性が出てきますので、少しでも新規顧客に様々なキーワードから集客したいという方は必ず実行してください。

検索キーワードとファーストビューを合致させる

商品ページの写真や動画やテキスト情報がしっかりと掲載できれば検索エンジンでの露出度も高まってきます。

検索結果から実際にあなたのサイトがクリックされて商品ページがアクセスされた際に、どのような表示になっているかチェックしてみてください。

例えば「おからパウダー 通販」で検索された場合、ページの最初に目に入る場所に、「おからパウダー」という文字が飛び込んで来なければ、訪問者は自分が意図した商品が掲載されているサイトではないと即座に判断してしまいます。

せっかく商品ページの情報を充実させテキストでしっかりと説明文章を書いたとしてもファーストコンタクトの作り方を間違いでしまえば意味がありません。

「有機栽培トマト」で検索されたのであれば必ずその商品ページには目立つところに大きく「有機栽培トマト」の文字を入れることをすべてのページで徹底してください。

コンテンツを複数媒体に渡って重複させない

独自ドメインで通販サイトの運営が軌道に乗ってくれば、アクセスをもっと増やしたいと考えるようになります。

アクセスを増やすための前提として独自ドメインで運営しているメインの通販サイトの情報を充実させることを最優先に考えてください。

意外と間違いをやってしまうのが、集客に良いだろうと考えてFacebookやアメブロやインスタグラムなどに通販サイトで説明したテキスト情報をそのままコピーペーストして貼り付けて同じ内容で複数の媒体に投稿してしまうことです。

インターネットでは「同じコンテンツを複数媒体に渡って重複させない」ということが鉄則になりますのでこれは必ず理解しておいてください。

例えばあなたが通販サイトで作成した文章と全く同じものを自社運営のアメブロに貼り付け、Facebookにも掲載し、別の無料ブログにも投稿するといったようなことを行うと、全く同じ文章が4媒体にわたってインターネット上に生成されることになります。

これは検索の観点からは無意味であり、検索エンジンとしては9割以上のシェアを占めるGoogle検索で検索結果に表示されにくくなります。

重複したコンテンツとしての取り扱いになるからです。

集客効果を大きくするためにと、初心者の方にはついやりがちなことなのですが、実はWeb上では簡単にできることには大きなペナルティが待っているということをご認識ください。

外部リンクは極力出さない

独自ドメインで通販サイトを運営していてさらに楽天などの大手モールにも出店を計画しているという方もいらっしゃるかと思います。

その場合は完全にそれぞれ独立した通販サイトとして運営をすることがお勧めです。

もちろん独自ドメインで自社の通販サイトから楽天のショッピングサイトにリンクを貼ることは構いません。

楽天ポイントを持っているユーザーが楽天の方で買ってくれる可能性があるからです。

その場合私が考えるベストのやり方は独自ドメインの商品ページと同じ商品を扱っている楽天のサイトに一本だけリンクを貼るという形です。

運営している通販サイトのドメイン外のサイトに向けて多くの外部リンクを出すことは、その独自の通販サイトのドメインの力を分散させてしまうことにもつながりますし、検索での上位表示にも悪影響がないとは言い切れません。

避けておいた方が良いと考えるのは、例えばこの例ですと楽天ですが、外部ドメインへのリンクをヘッダーのナビゲーションやフッターのナビゲーション部分に取り付けてしまうことです。

これは全てのページで外部リンクをいくつも設置したということになってしまいますので、このように大量に外部リンク取り付けるのは自社の通販サイトのドメインの価値を落とすことにつながります。

外部ドメインへのリンクは、適切なリンクページを一つ設けて設置していくことが望ましいです。

またその外部リンクが本当に必要かどうかは、訪問者にとって必要かどうかという視点で第三者にチェックしてもらうことも必要です。

リンクはたくさん集めたほうが良いの?

結論から申しますと、リンクはたくさん集める必要はありません。

今までの常識からすると、SEO=リンク集めみたいなところがあったのですが、現在ではもう既にその常識は覆っております。

元々リンクは、Googleの検索エンジンがリンクをたくさん貼られているサイトは価値の高いサイトであるという仮定を元に構築されてきた従来のアルゴリズム(検索結果の順位ランキングの計算方式ことです)であり、今ではそれはアルゴリズムの単なる一つの参考要素に過ぎません。

Googleの検索エンジンがどこを見ているかというと、検索エンジンの利用者です。

つまり、検索結果からあなたのサイトに流入してくる訪問者と同じ方向を見ているのです。

あなたが自社のお客様の事を考えて、そのお客様のためのサイト作りを継続していく限りはGoogleのアルゴリズムもそれに付いてくるという考え方です。

そのため、リンクを集めるといった従来効果のあった作業は今は必要ありません。

お客様のためのサイト作りをし続ける過程でいろいろな場所であなたのサイトが紹介され、喜ばれ、感謝され、それがソーシャルネットワークなどから受けるリンクとして自然に集まるという流れになるのです。

まずは小さいマーケットを狙う

ブランド力のない中小のネットショップが大風呂敷を広げて広いマーケットに対してサイト運営するのはそもそもリスクの高いことであるという認識を持ってください。

Amazonや楽天を始め、大手である程度のブランド認知度があるサイトだけです。中小のネットショップは、必ず適正なマーケットレベルのお客様を対象にしたショップ運営を心掛けてください。

ここでいうマーケットレベルというのは、商品のカテゴリを絞り込むという意味もありますし、西宮なら西宮だけといった地域を絞り込むという意味もあります。

最初に設定したマーケットで目的が達成できれば、商品点数やバリエーションの増加に伴って、少しずつマーケットレベルを広げていってください。

その過程で通販サイトのブランド名も少しずつ浸透していっているはずです。

小さいマーケットを狙うということが少し分かりにくいと思いますので下記から具体的に解説します。
主には下記の2パターンがあります。

1.地域を狭く絞る
2.商品・サービスがニッチかどうか

商品・サービスに競合が多ければ地域特化して低価格化競争に巻き込まれないように付加価値を付ける方法を考えるべきですし、商品・サービスがニッチなものであれば、キーワードを絞って全国展開も可能になります。

要するに「小さく運営」というのはこの両者のバランス関係をイメージしています。

例えば、「事務机」を販売するのであれば、実店舗を絡めて狭い地域に特化して特色を打ち出したほうが良いでしょう。

これでいきなり全国展開するには無理があります。どこにでもありふれている商品だからです。

一方、「事務机」専門の修理サービスのようなものであれば、商品・サービスがニッチなので、恐らくキーワードを見ても全国展開が可能な部類に入るでしょう。

上記は一例ですが、このようなイメージで「地域」と「ニッチ」を見比べて、自社商品・サービスの規模に合ったサイズで小さく運営できているかどうか検証してみる必要があります。

ターゲットを適切に設定すれば、売れていないネットショップでも十分勝ち組になり得ます。

新規顧客獲得のためという目的を持つ

貴社の通販サイトは、新着情報が一番上に来ていますか?それとも来ていませんか?

ネットショップに来訪するお客様のターゲットとして、新着情報というのは再訪者のための情報です。

初めて貴社の通販サイトにアクセスした人は、そのほとんどが実はトップページではなく、直接商品ページにアクセスしているからです。

つまり新着情報は、トップページに再訪する人のための情報と明確にイメージして頂き、新規顧客をターゲットにはしていないということを頭に入れておきましょう。

初めて貴社の通販サイトにアクセスした人は、商品ページだけに関心があり、新着情報なんて基本的にはどうでもよいのです。

業界の大手サイトでもない限り、見ているのは商品と、店長(社長)だけです。どこの誰が運営しているか?どんな商品か?この2点でお客様の信頼をクリアすることが出来て初めて、購入しても良いかも知れないという心境の変化が起きるのです。

新規顧客獲得というのはホームページを運営する最大の目標になっているはずです。

ここをブレないように戦略を考えていくことこそ、ネットショップ成功の近道なのです。

お客様視点で丁寧に作る

ここが一番重要な部分ですが、とりあえず商品を掲載しておけば売れるだろうというお考えの方、お考えを改めなければなりません。

商品を単に掲載しているだけでは売れません。その商品に対する生産者・製造者の想い、バイヤーの想い、商品の特徴、アフターサービスの明示、購入されたお客様の声など、一つの商品ページに心を込めておもてなしの情報を充実させてください。

長期的に自然検索でお客様のアクセスを集め、売り続けようとすれば、お客様が知りたがっている情報を更新し続ける必要があります。

うまく行っている独自ドメイン運営のネット・ショップはほぼすべてのサイトがしっかりと情報収集し、それをうまく発信し、更新し続けています。

ペラペラのページをいくつも量産し、またメーカーの説明文をそのまま掲載し、何の努力もしないショップは既に淘汰されています。

ついでに言うと、メーカーの説明文をそのままテキスト掲載しているサイトは、前述の重複コンテンツに当たりますので、ドメインの評価は落ち、検索結果に出てこないページを量産していることになり、自然検索での上位表示を目指すには意味がありません。

ネットショップであれば販売専用サイトとして特化されているはずですので、集客を担うためには別の方法を考えなければなりません。

そのため、ネットショップと同じドメイン内、もしくは別のドメインを取得し、そこにオウンドメディア(集客専用のブログやコンテンツサイト)を運用して集客し、そのアクセスをネットショップへ誘導するという形がスムーズな販売につなげられるでしょう。

他社と同じものを売る場合には大変な努力を有します。この努力に比例して成果が上がると言えます。

ネットショップの運営は以上のようなことに注意されて通販サイトを作り続けて行ってください。

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山口 敦

代表取締役株式会社ウェブロード
2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作を中心に、Web業界16年の知識と経験を生かして、小規模案件のみならず、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィール

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