Webの進化には欠かせないパスワード

インターネットが進展していくにつれてどんどん新しいプログラムが開発されていきます。

例えば自動運転をするプログラムや、ロボットを自由に動かすようなプログラムなど、人類の生活に貢献してくれるプログラムは今や生活には切っても切れない関係になってます。

その一方でデジタルで作られた電子データとしてのプログラムの保存先は、主にサーバーやパソコンであり、これらはインターネットに接続することによりたちまちどこかの誰かがアクセスし、セキュリティを脅かす人間に狙われる対象となってしまいます。

つまり、パソコンを介してインターネットで閲覧するものや、スマホで接続して利用するもののすべてが、様々な場面で外部の不正な侵入者の脅威にさらされていると言えます。

インターネットに接続した時点でセキュリティの脅威にさらされる

「うちのホームページは会社案内の情報しか載せてないので、盗まれる顧客情報や社外秘の重要なデータなんて何もないから安心だ」というのは間違えています。

たとえインターネットに接続しておらず、Webから隔離したパソコンに重要なデータを入れていたとしても、インターネットに接続した時点でセキュリティの脅威にさらされるのです。

インターネットから切断しているパソコンは、セキュリティーソフトやOSやインストール済みソフトが古いバージョンのまま使っている可能性も高く、ネットにつないだ瞬間に危険にさらされると考えておいてよいでしょう。

ホームページとサーバーの中に顧客情報を入れていなくても、悪意を持った第三者に侵入されて、HPの中身を完全に書き換えられたりすることも考えられます。

また、運営しているホームページのIDとパスワード自体が乗っ取られて、それを踏み台にして様々な大量のスパムメールを送りつける拠点に改造されてしまったり、もしくはホームページ自体が詐欺サイトに改ざんされてしまうといったこともないとは限りません。

インターネット上に自社のホームページを持った時点で、様々なリスクの脅威から自社のホームページとドメインを守る必要が生じるのです。
では自社で管理しているホームページはどのように守っていくのか?というのが次からの内容になります。

ホームページはどのように守っていくのか?

まず、ホームページを置いておくスペースとしてはレンタルサーバーを借りることが多いと思いますが、サーバーのセキュリティ対策はレンタルサーバー会社側で行ってくれていますので、まずは任せておいて問題ないです。

一番リスクが高いのは、インターネット上で何らかのサービスやシステムにログインする際のIDやパスワードです。

わかりやすい例を書くと、会員サイトログインやWeb上で使う社内システムログイン、自社HPへのログインなどです。IDもパスワードも他のサービスで使っていない文字の組み合わせで、桁数も多めにしておきましょう。

記号が使える場合はぜひ記号も入れましょう。

弊社でホームページを作るときにはWordPressというブログシステムを使いますが、ここ数年はお客様のサイト制作時にIDとパスワードをこちらで決めさせていただいています。

お客様がご自身で分かりやすいようにパスワードを決められたり、IDも使い慣れたものを使うということを防ぐためにもこのような対応させて頂いております。

IDも10文字以上の英数小文字、パスワードに至っては25桁~30桁くらいの英数小文字記号の組み合わせで、組み合わせとしてはこの世に二つと無いものにしています。

これぐらいの桁数で設定しておけば、IDとパスワードの掛け算による組み合わせパターンは天文学的な数字になるはずです。

これぐらい頑強にしておけば、当面はセキュリティ面は問題なく運営できるはずです。

IDやパスワードの書いたメールが漏洩したり、どこかweb上にメモとして書いたものが誰かに取られたり(写メで撮られたり)しない限りは、まずはそのIDとパスワードを特定して自社サイトにログインすることは不可能だと考えてよいでしょう。

過去にあったお客様の事例

数年前、訪問先で店舗システムの管理画面のIDとパスワードを、レジの横のパソコンのモニターに付箋で貼り付けていた方がいらっしゃいました。あれは非常に危険です。

止めてくださいねとお話させていただきましたが、スタッフがいない一瞬で誰かにスマホで写真を撮られば、それで顧客情報の漏洩の危険にさらされますので気をつけましょう。

ちなみに、自分のパソコン以外の端末を使う時にIDとパスワードは絶対に入力しないと決めておいた方が良いです。クレジットカード番号などもそうですね。

安易にIDやパスワードを他者のパソコンに入力することは、住所が書かれた自宅の鍵を、誰もが持って帰れる場所に置きっぱなしにしておくのと同じことなのです。

パソコンには一時的に入力情報を記憶する機能が備わっていますので、例えばネットカフェなどで個人情報を入力して放置しておけば、それを誰かが保存したり復元したりすることがないとも限りません。

悪意を持った人がいなければ良いのですが、良い方ばかりではないのがこの世の悲しいところです。今後もITの急速な発展により、いつどのような大きな変化が訪れないとも限りません。

25桁のパスワードであっても一瞬で全ての組み合わせでアタックしてくるような、そんな今の技術では思いもよらないプログラムが将来作られないとも限らないから何とも言えないのです。

そのためインターネットの進化に応じて、その都度対応していかなければならない問題になりますね。今すぐできることとしてはIDとパスワードを長い文字列のものにする対策です。面倒ですがぜひ行なってください。

僕はロボフォームというパスワード管理ソフトで、数百サイトのIDとパスワードを安全に管理しています。こちらから私の紹介割引で購入ができますので、一度ご確認されてみてください。↓

こちらが最新情報です

サイト運営ノウハウ
自社サイトのサーバーの管理がどうなっているかわからない
SEO・Web集客
Google検索結果の「ゼロクリック検索」対策
01メルマガバックナンバー
SEOの最新トレンド-2025年に向けての対策
お知らせ
ISO27001(ISMS)認証を取得しました
01メルマガバックナンバー
1ヶ月でYouTubeショート動画を23本出した結果
Web全般
PHP7.4.33バージョンからPHP8.3以上のアップデートについて
WordPress講座
WordPressの本体・テーマ・プラグインはいつアップデートすればいいの?
WordPress講座
WordPressサイトのバックアップはワンクリックでOK!これ一択
01メルマガバックナンバー
ChatGPTでのコンテンツ制作は危険
01メルマガバックナンバー
初めて発行したプレスリリースの結果と感想
ホームページ制作
会社サイトのリニューアルが必要な10の理由とその重要性
お知らせ
制作費10万円+月額4,500円でのウェブサイト制作・保守サービス

投稿者プロフィール

山口 敦
山口 敦
2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら

お問合せフォームはこちら

弊社サービスをご検討いただきありがとうございます。
相見積もりや社内検討用など、概算お見積りのPDFが必要な場合はこちらでご入力・出力できます。

お見積りのご依頼・打ち合わせはZOOM/GoogleMeet/お電話等、オンラインでも対応可能です。全国からお問い合わせを受付けています。
2営業日を過ぎても弊社からの連絡がない場合はメールが届いていませんので、大変お手数をお掛けしますが、下記メールアドレスにご連絡ください。

    お問い合わせの前に下記、ご確認をお願いいたします。

    任意貴社サイトURL

    必須弊社を何で知りましたか

    必須お問い合わせ項目

    必須制作費のご予算はどれくらいですか?

    企画・設計、デザイン、画像・文章の作成、サイト内検索システムの導入等、
    ヒアリングを元にご予算やご希望に応じたお見積りをご提案させて頂きます。
    弊社制作費の費用感につきましてはこちらの記事をご参照ください。

    必須制作目的はどうお考えですか?(複数選択可)

    どこに力を抜きどこに力を入れるのか、
    ご予算とご要望の中から最適なご提案をさせていただきます。

    必須どのような機能が必要ですか?(複数選択可)

    SSL(https://~)対応、ブログ機能、スマホ対応(レスポンシブ)、
    ログイン等セキュリティ対策、ページタグSEOの最適化は標準搭載。

    必須どのような作り方がご希望でしょうか?(複数選択可)

    WordPressでの構築になりますので、お客様のご要望に比較的柔軟にお応えすることが可能です。
    企画ご提案する前に参考にさせていただく項目です。

    必須お問い合わせ内容を教えてください

    必須お名前

    必須フリガナ

    必須メールアドレス

    必須貴社名

    任意電話番号(ハイフン無し・半角数字)