ホームページ制作を外注する際に
「原稿を自社で用意するのは大変だから丸ごと依頼したい」
「原稿を外注した場合の費用の相場などれぐらい?」
と思う方はいらっしゃるのではないでしょうか。
自社で原稿を全て用意しようとすると、かなりの時間と労力がかかってしまうため、外注を検討するケースは多いです。
ここでは制作会社に原稿も含めて依頼する場合の費用の相場や、外注するメリット、デメリットを解説していきます。

ホームページ制作時に原稿を外注する場合もある

ホームページ制作を外注する場合、基本的にはページに記載する原稿は自社で用意することが多いです。
自社のサービス概要や経営理念、スタッフ紹介などの情報は、自社が一番理解しているため書ける場合は自社で書いた方がいいでしょう。
しかし、社内に原稿を書くリソースが足りていなかったり、とにかく早くホームページを制作したかったり、といった場合には制作会社に原稿も含めて依頼することも可能です。
その場合、費用はもちろん通常よりも高くなってしまいます。
それでは実際に、ホームページの原稿を外注した場合の費用の相場はどれぐらい発生するのでしょうか?
制作会社が原稿を作成する場合のホームページ外注費の相場
まず初めに、原稿を外注しない場合の相場をご紹介します。
ホームページの種類を「サービスサイト」「ECサイト」「ポータルサイト」の3つに分けた場合、外注費用の相場は以下の通りです。
サービスサイト | 10万円〜30万円 |
通販サイト | 30万円〜50万円 |
ポータルサイト | 100万円〜 |

原稿を外注する場合は、上記の費用にプラスして「ページ数×1万円」ほどの費用が発生するケースが多いでしょう。
つまり、10ページであれば+10万円、50ページあれば+50万円かかるようなイメージです。
このように、ページ数が多ければ多いほど原稿を依頼する場合の外注費用は高くなってしまいます。
その他にも、以下のようなケースの場合には外注費が高くなってしまいます。
- 専門性の高いジャンルの場合
- 社員インタビューなどを含む場合
専門性の高いジャンルの場合

ホームページの種類として専門性が高い場合は、専門性の高い知識を有するライターに書いてもらうことになり、原稿の外注費はその分高くなってしまいます。
主に医療系のジャンルやBtoB領域のジャンルの原稿を依頼する場合は、費用が高くなる傾向にあるでしょう。
自社サービスのジャンルとして専門性が高い場合は、原稿を依頼するとなると費用がかなり高くなってしまうため、注意が必要です。
社員インタビューなどを含む場合
社員紹介などにおいてインタビューが発生する場合は別途費用が発生します。
社員へのインタビューの実施、撮影や文字起こしなど通常の執筆に追加で必要な作業が発生するため、その分外注費が高くなってしまいます。
外注費を抑えるためには、インタビュー動画の撮影までは自社で行い、その動画や音声データをもとに執筆してもらう方法であれば費用を抑えることができます。

原稿を外注するメリット
原稿を制作会社に依頼する場合のメリットには以下の2つが挙げられます。
- 制作スピードが上がる
- 集客を意識したコンテンツが作れる
制作スピードが上がる

自社のリソースでホームページに記載する原稿を全て用意しようとすると、時間がかかってしまうケースが多いです。
社内にもともと記事を書くことが得意なライターがいれば別ですが、慣れていない社員に用意させようとするとより一層時間がかかってしまいます。
そういった場合には、制作会社へ原稿を外注すれば制作スピードを上げることができるでしょう。
また、その分の時間を本来の業務に充てることができるため、効率的にホームページの制作を進めることができるのです。
外注することによる費用が発生してしまいますが、その分の時間効率を考えると結果的に安く済むといった場合もあり得るため、社内で制作する場合と比較して費用対効果の高い方法を選びましょう。
集客を意識したコンテンツが作れる

ホームページに記載する原稿は、ただ単にサービスを紹介したり商品を説明したりするだけでは不十分です。
そうではなく、ページ単位で集客できる文章にする必要があるのです。
それには最低限のSEO対策の知識が必要となりますが、専門的な知識が必要となります。
自社内でSEO対策の専門的な知識を有する社員は少ないでしょう。
しかし、制作会社に依頼することで、SEO対策を理解した上で集客力の高いコンテンツを作ることが可能になるのです。
自社ホームページでしっかりと集客も行いたい、という場合は費用は高くなってしまいますが制作会社に原稿を外注することをおすすめします。
原稿を外注するデメリット
一方で、制作会社に原稿を外注することによるデメリットも2つ存在します。
- コストが高くなる
- イメージと違ったホームページになってしまう

コストが高くなる
前述したように、原稿を外注する場合はページあたりでプラス料金が発生します。
また、専門性が高かったりインタビューが必要な場合の原稿料はさらに高くなるでしょう。
そのため、原稿を外注する場合はどうしてもコストが高くなってしまうのです。

ホームページの規模がそこまで大きくなければ、外注費もそこまで高くなりませんが、規模が大きい場合は通常の相場の2倍近い金額になってしまうケースも十分にあり得ます。
その場合は自社の予算と相談し、可能な範囲は自社で原稿を用意するなどの工夫が必要になるでしょう。
イメージと違ったホームページになってしまう

サービス紹介や会社概要、経営理念などを外注する場合、どうしても自社のイメージする理想とはずれてしまうこともあり得ます。
通常、サービス紹介や経営理念などはその会社に対する深い理解がないと執筆することができません。
制作会社と十分に打ち合わせを行い、自社について理解してもらえればイメージに可能な限り近づけることは可能ですが、完全に理解してもらうためには時間もお金もかかってしまいます。
そのため、外注した原稿はそのまま採用してホームページに記載するのではなく、必ず事前にチェックをしましょう。
その上で、理解に相違があった場合は修正し、必ず自社のイメージにあった原稿にしてください。
せっかくホームページが完成し、集客できたとしても自社のイメージと違った姿が記載されていれば、その集客は成約まで行かず双方にとって無駄になってしまいます。
また、自社サービスが医療系や金融系などの場合は誤った情報を掲載してしまうと、その影響もとても大きくなるでしょう。
制作会社が執筆したからといっても、自社のホームページの文章として公開されてしまっては、責任は自社が負う必要があります。
自社サービスのジャンルが与える影響の大きいジャンルである場合、外注した原稿のチェックは特に厳しくチェックするようにしましょう。
まとめ
制作会社へ原稿を外注する場合、1ページあたりプラスで1万円ほど費用が発生します。
また、場合によってはそれがもっと高くなってしまうこともあり得ます。
もちろん制作スピードが速くなったり、集客を意識したコンテンツになったりとプラスの面もあります。
費用をよく考えた上で、自社のイメージとかけ離れたホームページにならないよう、しっかりと確認をして進めていきましょう。
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