オウンドメディアによる制作・運営・管理と集客方法、成功事例

弊社では、新たに個人・中小企業向けにオウンドメディアを制作・運営・管理するというサービスを立ち上げました。

オウンドメディアというのは、いわゆるブログのことです。
ブログと言っても、日記ブログではありません。

あなたも何か自分で物事を行おうとした時に「〇〇の方法」や「〇〇の作り方」「〇〇とは」などといったキーワード検索を行ったことがありますよね？

その時に、参考にするサイトや、ブックマークに入れて何度もマニュアル的に活用するウェブページがあるはずです。

そのような自社のビジネスと関連性の高い情報やノウハウを、自らのWebサイトという媒体にたくさん展開して、様々なキーワードで検索してもらい、アクセスしてもらう受け皿となるサイトがオウンドメディアです。

記事が役に立った後、自社サービスに誘導するという、インターネット黎明期からある最も古いWeb集客の手法の一つです。

今のSEOが、ユーザーの役に立つコンテンツが上位表示されるという仕組みになっているので、コンテンツを作ってそのページに集客し、そこから自らの見込み客を誘導してくるという集客手法がWebでは今も王道として君臨しています。

オウンドメディアには色々な種類があります

具体的な例を挙げると、例えば

企業の新製品の紹介をひたすら行うブログ
自社が所属する業界のニュースをひたすら更新するブログ
分かりやすく業界特有の専門知識を噛み砕いて解説するブログ

などを発信する方法があります。

オウンドメディア運営の利点

企業が自社でオウンドメディアを運営しようと決断する過程には色々あります。

まず1つに、Web広告などの広告集客の単価が上がり、媒体も多岐にわたり、広告費用が青天井になってきていることが挙げられます。

一瞬で広告費がなくなっていく広告運営よりも、オウンドメディアの場合、5年、10年使える情報で記事を作成しておけば、あとは多少のメンテナンスだけで、SEOで様々なキーワードで上位に表示され続けます。

継続的な集客ができるオウンドメディア運営は、情報コンテンツがユーザーにとって役に立ち、集客もできる一石二鳥のものだと考える経営者様にとって、非常に魅力的な集客方法になります。

オウンドメディアに掲載する記事量が多くなってくると、ユーザーは様々な場面であなたのオウンドメディア内の記事を目にする機会が多くなります。

ユーザーとの接触回数が増え、心理的にもお問い合わせや購入の敷居が低くなり、信頼関係が構築されやすいのも規模の大きなオウンドメディアの特徴です。

オウンドメディアのデメリット

ここまでオウンドメディアのメリットを書きましたが、1つだけ大きなデメリットがあります。

それは、記事コンテンツの作成に多大な時間と労力がかかるということです。

また、速攻で成果が出るものではなく、通常は最低でも半年から1年くらい経過しなければ、記事自体が検索エンジンの上位に表示されることはなく、粘り強い対策と我慢強い記事作成の継続が求められます。

では、そのオウンドメディアはどこからどう作っていくのかということですが、弊社では、これをお客様からのヒアリングで全て、企画から検討、デザイン・記事作成までを行い、継続的にお客様の集客に貢献する運営を行います。

一番最初に企画することは、

お客様のビジネスを知り、どのターゲットユーザーに向けての商品・サービスであるか
どのような記事を書けば、お客様の商品・サービスに興味関心を持ってもらえるユーザー層を集められるか
継続的に価値のある情報は何なのか

というところです。

それに基づいたコンテンツ作成を計画していきます。

もちろん、コンテンツは1年、2年と経ってくると、内容的に修正が必要なところが発生してきますので、力を入れて作ったコンテンツは継続的なメンテナンスが必須になります。

オウンドメディア運営の成功例

オウンドメディアの運営が軌道に乗ってくると、一定数の集客ができるようになります。

中小企業や個人事業主にとって、ほとんどの会社が集客に悩んでいると言われるほど、集客はビジネス成功の鍵となります。
自らのビジネスで必要な十分な集客が継続的にできれば、そこから売上や成約の見込みが立ちます。
安定した集客による売上は、経営者にとっても従業員にとっても企業の存続には不可欠なものとなります。

POINT！

オウンドメディアを作らなくても、無料のYouTubeやSNSを活用した方が即効性があり、バズれば圧倒的な集客ができるのではないかとお考えの経営者様もいると思いますが、ここでは、なぜオウンドメディアで記事作成をしていくことが、YouTubeやSNSよりも優れているのかということを解説していきます。

まず、YouTubeやSNSのように多くの人が眺めたりするような使い方ではなく、オウンドメディアは、SEOでピンポイントで自分の問題解決のためのキーワードを入力し、能動的かつ積極的に情報を探しに来ているユーザーに対する問題解決策の提供であるからというところに集約されます。

SNSは投稿がどんどん新しいものに置き換えられていき、良い情報でも古いものはどんどん見られない場所に奥まってしまいます。

また、YouTubeのような動画投稿では新しい動画を出し続けなければ、基本的には公開後の動画の再編集や修正というのは難しく、テキストで書かれた記事のように、時間経過とともに内容の修正が簡単にはできないという側面があります。

その点、オウンドメディアで公開している記事については、写真の入れ替えや記事のテキストの書き換えはそれほど難しいものではありません。

WordPressを使えばいつでも簡単に情報の修正や更新ができ、一つ一つの記事を再度新しい内容で作り直すことが発生しないのも大きなメリットとなります。

オウンドメディアでの
成功事例

■ Case1　
カインズホームのオウンドメディア

オウンドメディアでの成功事例としては、例えばカインズホームのオウンドメディアがあります。

カインズホームでは、DIYやガーデニングに関する記事を多数公開しており、これらの方法ややり方を探しているユーザーがGoogle等の検索エンジンから流入してきて、やり方を参考にするという方法で集客をしています。

そして、必要な資材や道具はカインズホームで売っているという動線になりますので、その記事の内容を自分で実現したいユーザーは、近くのカインズホームに行って必要な道具や資材を購入するという流れが出来上がるのです。

参考：となりのカインズさん | ホームセンターを遊び倒すメディア

■ Case2　
フリー株式会社のオウンドメディア

また、会計ソフトの会社であるフリー株式会社が運営する「経営ハッカー」というオウンドメディアサイトでは、中小企業向けに経理や経営に関する有益な情報をたくさん掲載しています。

こちらも経営や経理に関する情報を探している経営者が、その情報が役に立ったと考えられた時に、そのページに載っていてふと目にする会計ソフトFreeeの機能や導入メリットなどのメニューやバナーを目にして、そこから古い会計ソフトを使っている企業が最新のFreeeの会計ソフトを導入するきっかけにもなるのです。

また、Freeeの認知度を広げる一つのきっかけにも、オウンドメディアが役立っているという流れになります。

参考：経営ハッカー｜「経営 × テクノロジー」の最先端を切り拓くメディア

この2つの事例は、規模的には大きな会社ですが、もちろん小規模企業や個人事業主でも、オウンドメディアで自分たちが想定する以上の集客数を確保し、それにより事業拡大につなげられます。

大きな会社が運営しているオウンドメディアではないかと思われるようなサイトであっても、実は従業員2人ほどの小さな会社が、外注ライターなどを駆使して作成・運営していたり、弊社のようなオウンドメディア制作会社に外注丸投げをして制作運営をしてもらっていたりすることもよくあります。

オウンドメディア構築の費用

では、オウンドメディア構築にはどれだけの費用がかかるかをここから考えていきたいと思います。

かかる費用としては主に3つです。

サイト企画制作費
記事制作費
運営管理費

この中でダントツで費用がかかるのは、2の記事制作費、つまりコンテンツの企画・情報収集・制作にかかる費用になります。

1のサイトの企画制作費とは、サイトのデザインや実際のWordPressサイト構築、ドメイン関連、どのユーザーに対するコンテンツを企画していくかの調査分析などになります。

予算を少なめに作っていきたい場合は、あまり大風呂敷を広げず、狭い範囲でのキーワード選定や顧客ターゲットを考え、記事数も10や20など、予算との兼ね合いで決定していくことが大切です。

弊社でオウンドメディア制作をお受けする場合は、サーバー・ドメイン管理やサイト制作・デザインはもちろん、提携している多くの専門の外注ライターを活用してコンテンツを作成し、弊社デザイナーが記事を投稿してSEO対策を行っていきます。

GA4を導入し、アクセスの定点観測を行い、どれだけのユーザーがどのようなキーワードで検索し、どの記事にどれだけのアクセスがあるかという情報も運営の中でまとめ、検証し、次のコンテンツに活かすというPDCAサイクルを繰り返します。

弊社サービスの強み

弊社がこのサービスをリリースしたのは、お客様のウェブサイトを制作するだけで思ったような集客ができていない企業様を多数目にしているからです。

やはりサイトを制作しても、その後の集客にどの会社様も苦労しているのです。

Webで広告を出すにしても、受け皿となるメディアに情報ボリュームがなければ、すぐにユーザーに離脱されるということを見てきたからです。

サービスページだけを初めて見て、あなたの商品・サービスの購入に即繋がるということはなかなか難しく、比較検討が容易なインターネット上で他の会社の商品・サービスもチェックしますし、十分な比較検討をしてからお問い合わせや申し込みが行われる現状があります。

その時に、使い方の説明や商品・サービス周りの有益な情報、自分でやる場合にはどうすれば良いかなどといった、ノウハウの集大成ともいえるオウンドメディアがあれば、ユーザーは安心してその企業の商品やサービスを購入することができますし、この会社ならアフターサポートも大丈夫だろうという安心感を得ることもできます。

集客の側面だけでなく、ブランド力の強化、購入後のお客様の安心感という意味でも、オウンドメディアの果たす役割は非常に大きいのです。

オウンドメディアは大企業だけのものではありません

個人でお仕事をされているあなたでも、もしくは10人規模の会社でWebからの集客に悩んでおられる経営者の方も、オウンドメディア作成で長期的な安定集客を実現することは必ずできます。

弊社が自社サイトで行っている記事集客、つまりオウンドメディアによる集客のノウハウをお伝えし、あなたの会社のWebからの安定集客に貢献するよう全力で制作運営を行ってまいります。

詳細はこちらからお問い合わせください。

投稿者プロフィール

山口敦: 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。　プロフィールはこちら

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