こんにちは、ウェブロードの山口です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今回はサイトに掲載する記事コンテンツの作成のお話です。
コンテンツSEOや Webサイトに記事を投稿し、記事で集客をする方法を弊社では取り入れているのですが、具体的なやり方や書き方がよく分からないというお声もいただきます。
そこで今回は、実際にネット上で集客に成功しているコンテンツの事例を10個厳選しました。
これらの記事は、キーワードや構成から練られ、企画され、集客を目的に計算された記事です。
貴社の業種に近い内容をご参考にしていただき、どのようなキーワードや構成で記事を作成すれば集客につながるのか、イメージする一助にしていただければ幸いです。
では早速参ります。
【事例1:BtoB製造業】用語集・技術資料のデジタル化

キーエンス
https://www.keyence.co.jp/ss/products/sensor/plastic-molding/process/blow.jsp
記事タイトル: ブロー成形(中空成形・吹込み成形) | 樹脂成形方法とメカニズム | 樹脂成形エキスパート
事例のURLはブロー成形についてですが、このような技術的な解説をしたページやサイトが圧倒的な数で存在しており、そのすべてにそれぞれの資料がダウンロードできるボタンが設置されています。
資料をダウンロードするためにはメールアドレスをはじめ個人情報の入力が必須となっており、ウェブ上でリストの収集を幅広く行う形でサイトが構成されています。
「技術資料(ライブラリ)」を公開しており、そちらもその全ての技術において見込み客リストの収集にウェブサイトのコンテンツが活用されています。
全てが自社技術の一次情報であり、 AI生成ではない独自コンテンツの公開が圧倒的な競争優位となって存在感を出しています。
【事例2:SaaS・バックオフィス】法令改正の徹底解説

freee(クラウド会計ソフト)
https://www.freee.co.jp/kb/kb-accounting/how-to-prepare-financial-statements-alone
記事タイトル: 法人決算は自分でできる?税理士なしでの流れや必要書類について解説
上記事例のページはバックオフィス基礎知識ということで、給与計算や請求書、会社設立、開業、確定申告等、会計システムの導入を考えるタイミングで問題になる手続き内容などについて、幅広いコンテンツをしっかりとした充実した内容で展開しています。
一つ一つの記事に図解付きで解説がされています。
こういった図解も今は生成AIを使えば簡単に作ることができますので、導入の敷居は低くなっています。
こちらの事例URLは法人決算についてですが、この記事だけで4,000文字程度の文字ボリュームになっています。
オリジナルな内容でそれなりの文字ボリュームがあれば記事としては検索結果やAIに取り上げられやすくなるようです。
先のキーエンスと同じく、全ての記事で会計ソフトfreeeの無料体験版への誘導が記事の最終目的となっています。
【事例3:EC・物販】商品ではなく「ライフスタイル」を売る

北欧、暮らしの道具店
https://hokuohkurashi.com/note/999999780
記事タイトル: 【サイズ展開あり】どんなボトムスとも、いいバランス。今から春まで頼れるニットを当店別注で作りました!
こちらはかなり昔から、コンテンツマーケティングでは超有名な「北欧、暮らしの道具店」サイトです。
単に商品を並べるのではなく、「スタッフが実際に使ってみた感想」や「商品のある暮らし」をコラム形式で発信しています。
サイトを訪問していただくと分かりますが、更新頻度が非常に高く、毎日、2記事・3記事は普通に公開されています。
このサイトで参考にしたいのは商品の機能面を重点的に見せているのではなく、生活にこの商品があればどうなるかという未来を描く物語で商品の良さを見せている点です。
AIでは表現が難しい人の感情の部分にリーチしているので、サイト名の氏名検索やその他ブランド名検索にてアクセスされ、他の商品と比較されることなく購入する層が多いのではないかと推測しています。
【事例4:IT・エンジニア】エラー解決と技術共有

クラスメソッド(DevelopersIO)
https://dev.classmethod.jp/articles/ai-generated-code-quality-measurement
記事タイトル:AIが生成したコードの品質を定量的に測定・比較してみた
自社の社員が日常業務で遭遇したエラーの解決方法や新技術の検証結果を大量に記事として公開しています。
つまり自らの一次情報の公開のため、他社のコンテンツと被ることなく、唯一オリジナルな情報としてアクセスを集めることができています。
具体的に記事を見て行くと、「AWS エラーコード〇〇」のような、かなりニッチでこのサイトでしか解説されていないような内容が多いことがわかります。
このようなニッチなキーワードは調べても情報の数がそもそも少なく、また調べる方は藁にも縋るような思いで検索することが多いため、作業の代行などの依頼やお問い合わせが数多く入ってきているのではないかと思われます。
実体験に基づくノウハウとその情報公開は、 AIにも学習されやすく、 AI overviewで出てきたときに参照元になるケースも多くなりそうです。
【事例5:不動産・リノベーション】失敗しないためのガイドブック

リノベる。(リノベーション知識)
https://www.renoveru.jp/journal/25001
記事タイトル: リノベーション費用の相場は?近年の市場相場や費用を予算内に抑えるコツもご説明
不動産関係のサイトは1件あたりの受注金額が大きいだけに、ユーザー側も慎重に情報を比較検討します。
そのために充分な説明や解説情報を記事や動画でたくさん公開しておくことは、競合優位にもつながります。
同時に多くの方に見てもらい、継続的に見てもらい、記事で信用を蓄積して行き、この会社に頼ろうとか、この会社に聞いてみようとか、そういうところまで行動を促すような記事をより多くストックできるかが勝負となります。
このように充分に比較検討され、検討期間の長くなりがちな商材については、簡単な記事を大量に投稿するよりも、一つ一つの記事で信用を積み重ねていくような、ユーザーに寄り添う情報を実直に積み上げていくことで、安定したWeb集客基盤が出来上がっていくのです。
【事例6:ハウスクリーニング・生活サービス】プロの「やり方」公開

カジタク(アクティア株式会社)
https://www.kajitaku.com/column/aircon/aircon-howto/16364
記事タイトル:エアコンクリーニングのやり方「自分」と「プロ」で徹底比較!「流れ」「所要時間」「金額」や「具体的なやり方」等を解説
「自分でできるエアコン掃除の方法」「衣替えのコツ」など、家庭で実践できるノウハウを惜しみなく提供しています。
一見、自分でできる方法を記事にすると、皆自分でやってしまって依頼が来なくなるように思えますが、実は全く逆です。
これはノウハウ記事を出せば良いと提案したお客様からもよく言われます。
「自分でやるのはこんなに大変だ」「自分でやってもここまできれいにはできない」「お金はあるので誰かにやってもらいたい」とユーザーに認識してもらい、プロに頼むメリットを逆に際立たせています。
「エアコン 掃除 自分」などのHowtoキーワードは、検索ボリュームが非常に大きく、サイトや会社の認知拡大に最適なので、ぜひお試ししてほしい切り口です。
【事例7:法律事務所・士業】トラブル別の対処法辞書

ベリーベスト法律事務所
https://corporate.vbest.jp/cases/1283
記事タイトル: 契約書に基づく請求、訴訟リスクを見据えた交渉で大幅減額
「離婚 慰謝料 相場」「交通事故 示談金」など、トラブルの状況に応じた詳細な法的解説記事を展開しています。
法律相談は地域性と緊急性が高いため、具体的なキーワードで網羅的に記事を揃えておくことで、今まさに困っているユーザーを確実に自社サイトに連れてきてくれます。
大手法律事務所がこぞってこのようなコンテンツを量産しているのは、 AIで記事の作成普段が減ったことにより継続的に広告にお金をかけるよりも安定して集客できるSEOやAIOの方が、自らの事業形態に合っていると考えているからです。
専門家監修の記事はGoogleのE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)評価も高く得られます。
【事例8:美容医療・クリニック】施術の痛みやリスクの開示

湘南美容クリニック
https://www.s-b-c.net/qa/n026933.html
記事タイトル: 小顔植毛について教えて下さい 丸い女性らしいフェイスラインに…
施術の効果だけでなく、「痛み」「ダウンタイム」「リスク」についても写真付きで詳しく解説しています。
医療系ジャンルは正確性が命です。
こちらのサイトでは現役の医師が執筆・監修しているので検索エンジン側にもAIにも信頼性が高いと認識されることになります。
実在する医師を前面に出し、その方の言葉で回答を書いているコンテンツですので、他でまねのできない唯一オリジナルな医療コンテンツで、一般的な情報とは異なり優位性を築いています。
【事例9:採用・HR】会社の「中の人」を見せる

メルカリ(mercan)
https://careers.mercari.com/mercan/articles/56789
記事タイトル: 100人で始めたAIタスクフォースの100日後──33領域のロードマップからみる生産性向上ポテンシャル
社員インタビューや社内イベントの様子をブログ形式で発信し、会社のリアルな空気を伝えています。
やはり強いのは独自のオリジナルコンテンツであり、100人や33領域など具体的な数字をタイトルに含めているため、検索結果に出たときにユーザーが想像しやすくクリックされやすい工夫がされています。
記事の中身は会話形式で読み進めやすく、関連記事への導線やYouTubeへの導線、SNSへの導線もあり、 IT企業らしくさまざまな自社所有メディアの中を回遊してもらう仕組みが整っています。
【事例10:マーケティング・Web制作】ノウハウの体系化

ferret(マーケティング情報メディア)
https://ferret-plus.com/100968
記事タイトル: BtoBマーケティングのKPI設計方法を図解解説!必要性や設定手順、施策ごとのポイントを解説
Webマーケティングの用語解説から実践ノウハウまで、初心者にもわかりやすい記事を提供し、より深くマーケティングツールを活用したり、有料でコンサルティングを受けたいといったユーザーを自社サービスに繋げています。
記事にアクセスしていただくと分かりますが、文中のキーワードにはリンクが貼られ、クリックするとホバーウィンドウでそのキーワードの用語解説がされています。
そのため、ページから遷移することなく記事内で基本用語から記事の本題である解説まで、じっくりと読むことができる構成になっています。
用語解説も含めると記事内のコンテンツボリュームも多いため、見た目以上に情報量が多く、SEOでの上位表示はもちろん、AIの参照元としても取り上げられやすくなることを狙っていると思われます。
まとめ
お疲れ様でしたここまで10の事例を見てきましたが、共通しているのは、「自社が売りたいもの」を押し付ける営業的な記事ではなく、「ユーザーが知りたいこと」を徹底的に深掘りしている点です。
検索エンジンやAIは、ユーザーに使ってもらうために存在しますので、ユーザーの入力キーワードや投げかけた質問に対して「もっとも適切で信頼できる答え」を返そうとします。
その答えを我々事業者は自らの専門分野の中でユーザーに向けて回答するというイメージを持ってもらえると、記事投稿もしやすくなってくるのではないかと考えています。
今回挙げた事例は非常に参考になる内容ですので、ぜひ実際に各記事のURLをクリックしてみて、自社に置き換えたらどのようなコンテンツが制作できるかを考えてみて欲しいと思っています。
投稿者プロフィール

- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界20年の知識と経験を生かして、自治体案件等の大型案件のWebディレクターや中小企業・個人事業主へのWeb全般のアドバイザー、SEO/AIOのコンサルタントとしても活動中。 プロフィールはこちら
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