これはよくお受けする質問の一つです。早く自社名で検索結果の上位に表示させたい、もしくは1位表示させたい、とお考えの方は非常に多くいらっしゃいます。とにかく、
1.早くGoogleの検索結果に表示させて、
2.初期の集客段階では状況によっては広告も併用し、
3.最終的にはSEOのみで大きな集客を獲得するためのステップ
をこのページでは書いていきます。ホームページのアドレス(ドメイン名)で検索するとすぐに表示されるようになっても、自社名検索してもなかなか検索結果で1位に来ないのです。もどかしいお気持はよく分かります。このページでは少しでも早く検索結果に表示される方法をお伝えします。
1.早くGoogleの検索結果に社名を表示させたい!
サイトを作ったばかりの方は、まずはGoogleにサイトの存在を知らせましょう。そのためにまず必要になってくるのが、Google Search Consoleというツールにあなたのホームページのアドレスを登録することです。Google Search Consoleはこちらから登録しておいてください。
Google Search Consoleに登録しましたらサイドバーにあるサイトマップからサイトマップを送信します。基本的には「sitemap.xml」のサイトマップを作って、サーバーにアップロードしそれをGoogle Search Consoleに送信します。こうしておけばあなたのホームページの全てのページがGoogle Search Consoleのサイトマップの機能を通じてGoogle検索側に認識され、ページがインデックスされ、キーワードの検索結果に表示されるようになってきます。
ちなみに、ホームページの構成要素の中で、デザインに並んで重要なのがコンテンツです。つまりテキストで書かれたホームページの文章です。たくさんページ数のあるホームページですら、いきなりは1位で出てきません。
当面は検索エンジンからのアクセスはゼロです。でも作ったばかりのサイトはアクセスがなくても普通なので安心してください。しかし、ホームページ内にコンテンツを制作することを継続していれば、数週間で必ず表示されるようになります。
◯検索結果に出るようにしましょう
次に、作ったコンテンツを検索結果にとにかく早く表示されるようにするために行う方法です。まずは、あなたのサイトで、Googleでキャッシュ(URLの前にcache:を付ける)されているかどうかをチェックしてみてください。(問題なくキャッシュされていれば、現在はスマホファーストなので、スマホサイトでのキャッシュが表示されます。)
例)cache:https://www.webroad.co.jp/
もし、あなたのホームページが「キャッシュ」されていなかったら、数週間待ちましょう。この待ち時間を短縮したい場合は、Google Search Consoleに登録し、「Fetch az Google」という機能を使います。「Fetch az Google」とは、Googleへページ登録依頼が出来る公式フォームのことです。
ただしこの機能は、基本的には新しいページ制作をしたり、ページの内容が大幅に変更した時に限られます。むやみにこの機能を使うことは推奨されていないようです。分かりにくければ放置していても、数週間以内には検索結果に自社名検索で表示されるようになるでしょう。週に1度でもブログをアップしていれば自然と検索結果に表示されるようになります。
2.初期の集客段階では、場合によって広告併用もOK
ホームページが運営開始され、同じホームページのアドレスが使われて続けていると、経過年数によって信頼が増してきます。作ったばかりのサイトはGoogleに適性をチェックされ、その後、初めて上位に出てくるイメージです。
急いで上位に出したい場合は、検索結果の上位に出すために「Web広告」を使います。広告に費用を掛けたくない場合は、誰からも良い情報と認められるコンテンツを作ります。このサイトは役に立つサイトだということを検索ユーザーに認めてもらうのです。それが、ユーザー動向を細かく把握している「検索エンジンというロボット」が認識することにもつながります。
なお、検索結果への表示については、Googleに任せる以外の方法はありません。早く検索結果へ自社ホームページを出したいという一心で色々検索すると、「貴社のサイトをすぐに上位に出します!」という業者が山のようにいますが、それは検索エンジン広告を使う方法です。
後述しますが、外部リンク施策によっての上位表示を謳うサービスは使わないことを強く推奨します。弊社は「外部対策:内部対策」=「0:100」で内部対策のみで結果を出す方法を進めています。ちなみに広告費を使わない検索結果で、すぐに様々なキーワードで上位に出てくることはほぼありません。しかし、この記事の最初に掲載した「サイトマップ登録」をしておけば、早ければ数日、少なくとも数週間待てば、自社名の検索で上位もしくは1位に来ます。なぜなら社名でのキーワード検索では貴社が一番強いはずだからです。
新しいサイトはGoogleの「チェック」を受ける期間がある
ホームページを運営するからには順位アップを狙いたいと思いますが、なかなか思い通りには行きません。これは、新しいサイトはGoogleの「チェック」を受ける期間があるということなのです。悪意をもった詐欺サイト等が、すぐに上位表示されないための防衛の役割もしています。焦らずゆっくり待つことが一番です。
最後に、あなたは「SEO」という言葉はご存知でしょうか?英語で「Search engine optimization」です。日本語に訳せば、「検索エンジン最適化」、早い話がキーワード検索した時に上位表示するという方法のことです。
実はうちの会社では、こちらのページが非常にアクセスが多く、お問い合わせも多いので、検索エンジンの上位に自サイトを表示させたいあなたは、こちらの記事もご参照ください。→ SEO対策費用の相場を教えて下さい
3.最終的にはSEOのみで大きな集客を獲得するためのステップ
では、最後にSEOでの集客をどうするかについて具体例も交えながら解説します。集客の肝となるのはブログの記事の更新です。新しい記事をどんどん追加していっていただきたい訳ですが、下記について意識しておいてください。
「集客と販売のページは必ず分ける」
集客するためのページというのは、いわゆるSEOで検索エンジンから流入を促す入り口となるページのことです。一方、販売するためのページというのは、商品やサービスの特徴を説明し、購買意欲を掻き立てるような内容を掲載しているページのことです。
コンテンツとして有益な情報をたくさん掲載し、ページ数を増やすというのは、この集客するためのページのことであるということを意識してください。集客するために特化しているページでは、販売するための情報をたくさん掲載することは避けます。
あからさまか売り込みや広告は、訪問者が一番嫌いなので、それは販売ページやサービス紹介ページに集約させます。SEOは基本的には集客ページが担います。販売ページがいきなり検索されることは非常に少ないのです。
販売ページに集客を担わすためには、明確な販売ページヘ誘導するか、直接その販売ページをグーグルアドワーズなどのWeb広告に出稿します。販売ページと集客ページを分けるのは、SEOのためと会社のブランディングのための2点です。
集客のページ、つまり有益な情報ページに辿り着いた訪問者は、単に情報に興味があってアクセスしただけであり、いきなり販売されることは本意ではありません。ホームページのアクセスの全てを一括りにするのではなく、2分します。
まずは有益な情報で集客し、そこから興味関心のあるお客様だけを販売のページへ誘導するという流れを、しっかりと構築することがホームページの導線を作るということなので、それを必ず前提としてください。この切り口でSEOで集客するページを量産していきます。
例えば下記のような内容で記事を書くとします。
◯前屈した時の腰の痛み
検索する人は前屈した時に腰の痛みがあるからこのキーワードで検索します。検索者がどういう思いで検索し、ブログの文章を読むのかを想像して先回りし、情報を掲載してあげることで、感謝され、売り込まなくても自然に強い関心を持ってくれるようになります。
例えば下記のような気持ちの推移を考えてみます。
→ 前屈した時に腰に強い痛みが走った
→ とにかく痛みを抑えたい
→ すぐに病院に行けないのでとりあえず検索して痛みを引かせる方法を探してみよう
→ 検索1ページ目に来ていた自分のことについて書かれていそうな情報にたどり着く
→ ざっと上から下へ情報を流し読みしてみる
→ なるほど◯◯◯したから前屈した時に腰を痛めたのか・・・
→ とりあえずこのページはブックマークに入れて帰宅してからゆっくり読もう
→ (帰宅後)なるほど痛みが出た時は◯◯◯したほうが良いのか・・・
→ この先生が書かれているやり方を実践すれば痛みが引いた
→ この先生の他の記事も読んでみよう
→ 家からそんなに遠くないし一度この先生に診察を受けたいなぁ
→ (数週間後)また痛くなってしまった
→ そうだ、前に読んでいた記事を書いた先生のところで診察してもらおう
ここで肝になるのは、情報を検索結果の1ページ目に表示させておくということと、売り込みではなく検索者が問題を解決できる方法に絞って、情報提供のみをしているという点です。このホームページで問題解決ができた!という検索体験を与えるということが重要です。
「前屈した時の腰の痛み」での検索結果はこちらなります。この検索結果を見てわかることは、上位表示されているページはどれも純粋な情報提供のみであるということです。これが今のSEOを端的に表しています。この検索結果を見て言えることは、ユーザーに役に立つ情報のみを上位に表示させたい、検索エンジンが役に立つものであるということをユーザーに体験して欲しい、というGoogleの気持ちに叶った記事なのです。Googleの気持ちは、すなわち、Googleの顧客満足、検索者の検索に対する満足感ということなのです。SEOの内部対策に関しては下記の記事にも詳しく書いています。
訪問者数増加の一番の方法はブログコンテンツの充実化
長期安定した検索ランキング確保のポイント
しょせん外部リンクは内部施策の結果にすぎないため、テーマキーワードの絞り込みや企画段階で検索上位を目指し、運営によって集客数を上げていく方法を取りましょう。そのための方法は弊社にてこちらでアドバイスサービス提供をさせていただいております。
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山口 敦
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