大量の同時アクセス時のサーバー負荷対策

Webでの画像といえば、「gif(ジフ)」「jpg(ジェイペグ)」「png(ピング)」の3種類だけと思われている方がほとんどだと思います。

実は、現在ではもう一つ、Webで使える画像形式の最新フォーマットとして、WebP(ウェッピー)形式というものがあります。

拡張子は、「◯◯◯.webp」になります。

例えば、あるお客様のサイトのメイン画像をjpg形式で作成したところ、ファイルサイズが494キロバイトあったのですが、これを現状の「jpg」から、「WebP」形式に変更することで、127キロバイトになり、75%くらいの容量削減ができました。(画質はほぼ変わりません)

一般的に、Webページ表示の際は、画像やテキストやPDFの容量が少なければ少ないほど、ユーザーの同時アクセス数の増加に耐えられます。

瞬間的にアクセス数が数千件以上にもなるようなお申し込みサイトやキャンペーンサイトの場合、必ずこのように最新形式の軽い画像ファイルに置き換えておかなければなりません。

GIF・JPEG・PNGに比べても圧倒的!WebPの特徴とは

2022年6月以降当面は、このWebP形式がWeb画像の標準形式になると考えられています。

WebPは、従来Webで使われてきたGIF・JPEG・PNGの3種類全ての良いとこ取りをした画像形式です。

過去の3つの画像ファイル形式はそれぞれ長所や短所があって、状況によって使い分けることが必要とされていました。

しかし、WebPを使うことでそのような面倒な使い分けが全く不要になります。

特徴としては主に下記3つです。

  • 圧縮率が非常に高くファイルが軽い(同じ品質のJPEG画像と比べても前述の通り、50%以上のサイズ削減が可能です)
  • JPGではできなかった透明背景が可能(従来はGIF・PNGのみ可能でした)
  • GIF・PNGと同じく画質劣化のない可逆圧縮も可能(1,677万色使用可能)

2022年6月16日にWebP非対応ブラウザのIEがサポート停止

弊社が、今後のホームページ制作のお客様に対する、WebP形式の画像のご提供に踏み切るきっかけとしましては、2022年の6月16日の、WebP非対応ブラウザのInternet Explorerのサポート停止です。

(6月16日からInternet ExplorerにアクセスすればMicrosoft Edgeが開くようになります)
https://www.ipa.go.jp/security/announce/ie_eos.html

WebP形式への対応が、一番遅かったアップルも、2020年9月16日にリリースされた「iOS14」以降は、対応されるようになりましたので、今後制作するお客様に関しましては、容量が比較的大きくなる主要画像に関しまして、画像形式をWebPで制作を行います。

WordPress本体は、バージョン5.8以降でWebPが使えるようになっています。

現在、WordPressは6.0のバージョンになっていますので、問題なくWebP形式が使えます。

こちらも WordPress を活用されている方は知っておかれると良い情報です。

JPGやPNGのファイル形式をWebP形式に変換するには下記のようなサイトをお使いください。

https://squoosh.app/

Squoosh(スクワッシュ)というGoogleが開発した画像データ変換用のソフトにてドラッグ・アンド・ドロップするだけで形式変更できますのでおすすめです。

弊社も今後はこのソフトを使って画像形式の変換を行って参ります。

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山口 敦
山口 敦
2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら

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