一般消費者向けのサービスについて、スマホでの閲覧率が80%以上のサイトも増えてきました。
従来はパソコンだけの見え方を考えていれば良かったホームページ制作業ですが、現在は、まずスマホでどう見えるかということを最優先に制作します。
スマホではご存知の通り、上から下にどんどんスクロールしてホームページを閲覧しますよね?
つまり、スマホでは1列だけのホームページにするのが、サイズ的にも理にかなっているのです。
そうなるとパソコンで閲覧した際のホームページをどうするかというのが、次の課題になります。
たとえスマホでの閲覧が80%を超えていたとしても、パソコンでの閲覧も20%弱あるということです。
アクセスボリュームの大きいサイトでは、これは無視できない数字になります。
ちなみに「カラム」と言うと難しいのですが、ホームページをパソコンで縦に見ると、いくつかのブロックで構成されている事が分かります。
縦割りされたブロックのことをカラムと言うのです。下図をご参照ください。
弊社のサイトではご覧の通り、トップページを1カラムにしてそれ以外の下層ページを2カラムにしています。
下層ページというのはトップページ以外のページという意味でお考えください。
トップページでは余計な情報は訪問者に対して見せず、ホームページ管理者が見て欲しい情報を、上から下に順番に見てくださいという意味を込めて1カラムにしているのです。
もちろんスマートフォンですと、上から下に指でタップするだけで簡単にスクロールできるので見やすい作りになります。
スマホ対応していないホームページであれば親指と人差し指で画面を広げる「ピンチアウト」という作業をしなければならないので、一手間要します。
情報が爆発的に増加していますので、訪問者にとっても、とにかく絞り込まれた必要な情報だけで十分お腹いっぱいなのです。
従来の、パソコンでの閲覧を前提とした3カラムでのホームページは現在にはふさわしくないと言えるでしょう。
ポータルサイトやニュースサイトのように情報が盛りだくさんのサイトであれば、トップページが2カラムや3カラムでも良いでしょう。
この場合であっても下層ページは2カラムするのが一般的です。
いずれにせよ、ホームページ訪問者が見ているのは、「コンテンツ部分」だけです。
どこをクリックしていいのか分からないごちゃごちゃしたホームページでは、初めての訪問者の離脱率は高くなる傾向があるのです。
よほどお気に入りのホームページや購読しているサイトでなければ、情報を探すときはすぐにGoogleなどの検索エンジンに戻ってキーワードを入力して探します。
そのほうが圧倒的に早いからです。
現在は検索技術が大幅に向上しているので、星の数ほど存在するウェブサイトからでも欲しい情報のページはすぐに見つかります。
インターネット自体がそのような状況になっている今、ホームページはできるだけ1カラムもしくは2カラムにし、シンプル化させるべきです。
何が言いたいのか、何を見せたいのかをはっきりさせることで訪問者の意識を自社ホームページに繋ぎ止めることが出来ます。
検索者はいつでも検索結果に戻れますし、キーワードを入力し直すことにより、別の検索結果のサイトに行くという行動が普通に取られているということを頭に入れておきましょう。
細かい部分のホームページの修正を継続していけば、Webでの集客力アップや販売数アップにつながります。
こちらが最新情報です
WordPressサイトのバックアップはワンクリックでOK!これ一択
ChatGPTでのコンテンツ制作は危険
初めて発行したプレスリリースの結果と感想
会社サイトのリニューアルが必要な10の理由とその重要性
制作費10万円+月額4,500円でのウェブサイト制作・保守サービス
WordPressで18年間エックスサーバーを使っている感想
お盆期間中の休業日のお知らせ
中小企業の採用活動は有料求人媒体を使うな
レスポンシブデザインを意識したカラムブロックの使い方
WordPressデータベースに個人情報をストックさせる際の注意点
投稿者プロフィール
- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら
最新の投稿
- WordPress講座2024年9月27日WordPressサイトのバックアップはワンクリックでOK!これ一択
- 01メルマガバックナンバー2024年9月17日ChatGPTでのコンテンツ制作は危険
- 01メルマガバックナンバー2024年8月22日初めて発行したプレスリリースの結果と感想
- ホームページ制作2024年7月28日会社サイトのリニューアルが必要な10の理由とその重要性
お問合せフォームはこちら
(※営業電話が多いため留守電にしています。お急ぎの方は下記メールフォームをお使いください。)
お見積りのご依頼・打ち合わせはZOOM/GoogleMeet/お電話等、オンラインでも対応可能です。全国からお問い合わせを受付けています。
2営業日を過ぎても弊社からの連絡がない場合はメールが届いていませんので、大変お手数をお掛けしますが、下記メールアドレスにご連絡ください。