こんにちは、ウェブロードの山口です。
(編集後記にGoogleの画像生成AIが1分で作成した画像(インフォグラフィック)を貼り付けています)
最近、Web業界で話題になっているのが、GoogleのAI検索「AIモード」です。
AI検索が普及すると、従来のように自社サイトへのアクセスが減ってしまうのではないか、という不安を持つ方が多くなっています。
しかし最新のデータを見ると、状況は少し違うようです。

今回のメルマガでは、GoogleのAI検索「AIモード」がどれだけサイトへのアクセス数に影響を与えているか、そして具体的にどう捉えるべきかを、事業者の観点でお伝えしようと思います。
まず、「AIモード」というのは、Google検索の新しい機能になります。
これは、従来の10個のリンクを並べる検索結果とは違い、AIが回答を生成して提示しつつ、関連するWebページへのリンクも表示するという新しい検索結果表示です。
日本版では、下記の画像赤丸箇所のように、一番左に「AIモード」が出ますが、「すべて」の通常検索で「AIによる概要」が表示されます。

このAI検索が普及すると、
- 自分のサイトが表示されないのではないか?
- アクセスが激減するのではないか?
という懸念があります。
「SearchEngineLand」(検索業界の世界的に有名な専門メディア)の最新調査では、AIモードがすべてのトラフィックを奪うわけではなく、特定の検索(行動につながる検索)では、Webサイトへの流入が多く見られることが示されています。
以下が調査の主な数値です。
◯クリック行動に関するAIモードデータ
(調査対象は「歯医者」「美容医療」などのサービス検索)
| 項目 | 結果 |
| 対象ユーザー数 | 52人(米国・カナダ) |
| 取引型検索でのサイト訪問割合 | 69% |
| 純粋にAIだけで決定した割合 | 27% |
| 1回の検索でチェックされた平均サイト数 | 3.7 |
| 利用者が複数サイトを確認した割合 | 89% |
| 口コミ(レビュー)を読んだ割合 | 74% |
| 写真を見た割合 | 21%~24% |
「SearchEngineLand」では、この調査結果から読み取れる重要なポイントを、事業者の視点で整理しています。
AIモードで「歯医者」「皮膚科」「美容施術」など、「行動につながる検索」をしたユーザーのうち、69%が実際にサイトを訪れているというデータが出ています。
これは、AIが示す結果を参考にしつつ、最終的には「ユーザー自身がサイトへアクセスして判断したい」という動きがあることを示しています。
つまり、AIに要約される「情報型の検索」(例えば「糖尿病とは」など)とは違い、意思決定につながる検索では、引き続きWebサイトが重要な役割を果たしていると言えます。
また、今まではSEOで「1位になればクリックの大部分を獲得できる」という時代でしたが、AIモードでは、ユーザーが複数の候補を横並びで比較する傾向が強くなりました。
今回の調査では、平均3〜4件のサイトがチェックされるという結果(3.7サイト)でした。
これは、順位が高ければ良いだけでなく、AIに参照される情報や構造にすることが重要であることを意味しています。
AIモードでの検索行動を見ると、74%のユーザーが口コミを確認してからクリックをしています。
写真よりもレビューの信頼度が高く、AIが提示する候補でも社会的証明がクリック行動に強く影響していることがわかりました。
この点は、Googleビジネスプロフィール(Googleマップ)の口コミ対策や、ユーザー評価の取得が今後ますます重要になることを示しています。
- AIモードは高付加価値サイトのアクセスを奪うわけではない
- 行動、購買につながる検索では多くのユーザーが実際にサイトにアクセスする
- 複数候補と比較される「検討リスト」に入ることが重要
- 口コミ(Google)や社会的意義がクリックを左右する
AI検索によって「検索順位だけで勝つ」ことが難しくなりつつあります。
これからは、AIが取り上げる検討候補に入る設計と、信頼を高めるコンテンツ設計が重要になります。
SEO戦略は単に上位表示を目指すだけではなく、AIにも選ばれる情報価値とユーザー信頼を高めることが成功の鍵となります。
また、Googleマップから集客(MEO)している事業者様の場合は、AIオーバービューやAIモードによる大きなアクセス減は無いだろうと見ています。
参考元:Search Engine Land(https://searchengineland.com/google-ai-mode-traffic-transactional-queries-data-465604)
編集後記
Googleの最新AIである「Nano Banana PRO」がすごいです。
画像や動画の作成能力が飛躍的に上がったため、ビジネスで十分使えるレベルに達しています。
「Nano Banana PRO」を知った当日に課金し、社内メンバー全員に積極利用するよう伝えています。
下記画像は、Googleの「NotebookLM」というツールで出力(機能の一部としてNano Banana PROのAIモデルを利用)しました。
URLを入れるだけで、これらを一瞬(1分くらい)で作成してくれるレベルです。




今月も最後までお付き合いくださいまして本当にありがとうございました。
また次月のメルマガでお会いしましょう!
投稿者プロフィール

- 2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界20年の知識と経験を生かして、自治体案件等の大型案件のWebディレクターや中小企業・個人事業主へのWeb全般のアドバイザー、SEO/AIOのコンサルタントとしても活動中。 プロフィールはこちら
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