片手間の制作・運営では100%勝てない

個人事業者もホームページを作ることに敷居が低い時代になっていますので、どなたでも簡単に作ることができます。

しかし作っただけのホームページで成果が出ることはまずありません。

誰でも作れるということは、そこからがスタートになるということだからです。

ですから、どこで差をつけていくのかを考えなければいけません。

それは、コンテンツ以外ありえません。

自らのサービスや商品を深く掘り下げ、ホームページ上で信頼関係を築ける工夫を施して行って、あなたから買いたいと思ってもらえるようにしていく以外、方法は無いのです。

既にSEOもコンテンツを充実させる以外の対策はほぼ無くなっていますので、ホームページを作るというのはその中身をどう作っていくかに言い換えることができます。

よくあることですが、会社案内を用意して、それを自分でホームページビルダー、WordPressやその他制作ソフトにはめ込んで、それでホームページができたと勘違いしておられる方がいらっしゃいます。

あなたにはそのような勘違いはして欲しくありません。

片手間の制作や運営では100%競合相手に勝つことができません。

あなたの時間と労力など、多くのリソースを最大限にホームページに注いで、初めて同じ土俵に上がると考えて丁度いいぐらいです。

長年事業やっている人は、昔のホームページのイメージがあるかもしれません。

2000年代初め頃であれば、ホームページ自体がそもそもネット上に少なかったので、作ればアクセスが発生していたのですが、今は作っただけではアクセスは発生しません。

アクセスを経常的に発生させるためには、ホームページの中身が見たくなるようなものにしなければなりません。

それは、お客様から評価を受ける内容であり、それによって商品サービスを購入するまで信頼していただくことができるかどうか、というところまで作り込まなければならないということです。

ホームページであっても、あくまでも閲覧する人に向けて真剣に取り組まなければ、アクセスすら発生させることができない時代になっているのが現状です。

カスタマイズの自由度の高い運営ができるかどうか

では、次にどのように中身を作り込んでいけばよいかを考えていきましょう。

中身を作るときにストレスになるパターンは2通りあります。

1つ目は、業者にホームページを制作してもらい運営していて、追加でページを作るときにその都度、業者に依頼しなければならない場合です。

2つ目は、自分でページ追加したいけれども、思うようなページの配置やデザインやリンク設定ができない場合です。

コンテンツを追加していけば集客力も上がっていくということが分かっているにも関わらず、主にこの2つの原因でページの更新が進まないことが多いようです。

逆に考えると、この2つではないパターンの運営ができれば良いということになります。

つまり、ページ追加もその都度自分で行うことができてなおかつ、ページ追加や配置やデザインやリンク設定も自分でできるということになります。

この辺りは個人事業者がウェブサイトで戦っていく場合には、WordPressのマスターが欠かせませんので、下記の記事を読んでぜひ最低限のWordPressの概要は知っておきましょう。

例えば、LINEのアイコンをフッターのボタンに入れたいと思っても、自由度が低(複雑なホームページ)ければ、入れるだけで非常に手間がかかります。

しかし自由度の高いWordPressのテーマを使っていれば、LINEのアイコンをフッターやサイドバーに入れたり、ヘッダー部分の右側の電話番号表記を様々なデザインに変更したりと自在に使えます。

制作当初はそれでいいと思っていても、運営をしていく中でWebの状況が変わって、追加の仕組みを導入しなければならなかったり、デザインを少しだけ変えたいといった時に非常に手間がかかるようであれば、それは個人事業者にとって大きな負担になってしまうのです。

運営してからでしか、出てこない変更事項がありますので、業者に丸投げで作る場合は注意が必要です。

WordPressのテーマについてはこちらの記事をご参照ください。

個人事業者がサイトを作る時の注意点

今まで13年間様々なホームページ制作に関わってきましたが、個人事業者がホームページを作る際に一番注意しなければならないことは、まずは小さく作るということです。

ホームページはデータなのでどのような情報もたくさん載せることが可能なのですが、何でもかんでも載せてしまえば、ユーザーはどこを見ていいのかわからないホームページになってしまうのです。

つまり、あなたが制作していくホームページには、載せるデータを絞り込んで、訪問者が本当に必要としているピンポイントの情報のみを掲載していくというところが制作の出発点にしておかなければならないのです。

これが小さく作るということです。

内容が伴うページ

ここからさらに「小さく作る」ということを説明していきます。

僕はこの例を出すときにカバンの例を出すのですが、カバン屋さんだからといってカバン全てを網羅したホームページを作ってしまっては、集客できないということなのです。

集客できるのはAmazonや楽天のような市場としてリーダーの立ち位置にいる巨大企業だけです。

そのため個人事業者の場合は、子供用のカバンに限定したり、もっと小さくする場合はパソコンバックに特化するくらいのレベルで市場規模を小さくし、その商品をしっかり理解してもらえるように文章や写真や映像を駆使しながら特長をわかりやすく伝えるように努めます。

個人事業者がWebから集客していくためには、「特化した」状態で最初からホームページを作っておくということなのです。

少しキーワードを狭めすぎているかなと思うくらいがちょうど良いです。

このサイトテーマとなるキーワードに関しましては、ホームページに掲載するコンテンツにも大きな影響を与えますので、制作段階でしっかりと絞り込んでください。

弊社では制作前にお客様にこのようなヒアリングシートを書いていただいているのですが、制作前にこのようなシートを使ってご自身のビジネスを一度見直すことが必要です。

制作前のヒアリングシート

情報発信をし続けることができるかどうか

制作後は、情報発信をし続けることです。

これは広告を使わずに勝つ方法、つまりコンテンツを作り続けて集客を継続することでもあります。

Webで簡単に集客できると考えてはいけません。

Webで集客していくためにはひたすら情報発信あるのみです。

しかも情報発信のクオリティーを高めていく必要があります。

伝える技術

ネット上でどこにでも転がっているような情報を転載しているようなホームページでは、誰もアクセスしてくれませんし、そのようなホームページは検索エンジンからも不要とされてしまうのです。

必ずオリジナルの情報が必要ですし、あなた独自の視点が唯一無二の存在となりネット上で必要とされる情報になって行きます。

それと重要なことは情報の発信しっ放しでは駄目だということです。

情報は必ず訪問者に分かりやすい表現に書き換えることを意識し、継続してください。

過去のコンテンツの情報を書き換える際に気を付けていただくことは下記の2点です。

1.検索されるキーワードで記事が書かれているかどうか
2.見る人の視点でコンテンツが書かれているかどうか

多くの場合この2点を検証し修正を繰り返していけば、アクセスはちゃんと上がる傾向にあります。

それと、1回修正すればそれでOKということはなく、5回10回と修正が必要になる場合ももちろんありますし、初回記事投入から時間が経過すればするほど更新するため修正回数は増えていくはずです。

この作業をなくしては安定した集客はできません。

ホームページの作業は本業とは別だとお考えの方も多いかもしれませんが、ホームページの修正は1番効果が出せる営業の最前線の仕事であるという認識のもと、きちんと時間を取って体制を組んで管理にあたって欲しいと思います。

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投稿者プロフィール

山口 敦
山口 敦
2004年頃の会社員時代からブログ作成を始める。ブログ作成が楽しくなり、そのまま趣味が高じて2006年にホームページ制作で起業、2008年に株式会社ウェブロードを設立。現在は、個人・中小事業者のWordPressサイト制作・改善を中心に、Web業界17年の知識と経験を生かして、大型案件のWebディレクターとしても活動中。 プロフィールはこちら

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